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ブックマーク / www.publickey1.jp (19)

  • データセンターにまたがる巨大な仮想ストレージを実現する。EMCの「VPLEX」

    ストレージベンダのEMCは、ボストンで開催中のイベント「EMC WORLD BOSTON 2010」で、同社のプライベートクラウド戦略を明らかにすると共に、その要となる製品「VPLEX」を発表しました。 EMCは、将来のプライベートクラウドが「数千の仮想マシンを、距離を超えて世界中どこへでも移動できる」「世界中に散らばるデータセンターを、1つのリソースとして管理できる」という2つの能力を備えるようになる、というビジョンを描いています。 このビジョンの実現のためには、サーバが仮想化技術によって複数のサーバをまとめてリソースプールになるのと同様に、複数のストレージをまとめることでストレージプールを実現することが求められます。サーバもストレージもフェデレーションとすることが重要であり、プライベートクラウドへの道筋だというのです。 EMCの戦略は、プライベートクラウド、それも世界中に分散したデータ

    データセンターにまたがる巨大な仮想ストレージを実現する。EMCの「VPLEX」
  • [速報]SAPがサイベースを買収。データベースからアプリケーションまで垂直統合のベンダへ

    大手ERPベンダのSAPが、データベースベンダのサイベースを買収すると正式に発表されました。 買収総額は58億ドル。SAPにとっての大型買収は2年前のビジネスオブジェクツを68億ドルで買収して以来のことです。 ブルームバーグ、ロイター、ウォールストリートジャーナルなども報じています。 SAPも3層を自社で揃えた垂直統合ベンダへ SAPの顧客の多くはSAPアプリケーションの利用にOracleデータベースを利用しており、ある意味でSAPはオラクルに依存していました。しかしここ数年、オラクルは自社のERP製品をはじめとするアプリケーションの強化を進めており、エンタープライズアプリケーション市場ではSAPと競合関係を強めていくことは明らかでした。 SAPは以前からMySQLをベースとしたMaxDBを保有してはいましたが、今回のサイベースの買収でエンタープライズ市場で実績のあるデータベース製品群を手

    [速報]SAPがサイベースを買収。データベースからアプリケーションまで垂直統合のベンダへ
  • Yahoo!が自社のクラウド構築ソフトウェアをオープンソースとして公開へ

    Yahoo!が自社内で利用しているクラウドプラットフォームの構築用ソフトウェアを、オープンソースとして来年早々にも公開する予定だと、Registerが記事「Yahoo! to open source floating Google-Amazon crossbreed」で報じています。 ロードバランスとセキュリティを確保した「コンテナ」を提供 クラウドを構築するためのオープンソースソフトウェアとしては、AmazonEC2互換のクラウドを構築できる「Eucalyptus」がすでにありますが、Yahoo!のプラットフォームはEucalyptusのように仮想マシンがむき出しで提供されるのではなく、ロードバランスとセキュリティが確保された「コンテナ」と呼ばれるものが提供されると説明されています。 詳細は不明ですが、開発者は分散処理やフェイルオーバー処理についてはコンテナにまかせることができるようです

    Yahoo!が自社のクラウド構築ソフトウェアをオープンソースとして公開へ
  • IBMがWebアプリケーションのUIガイドラインとHTML/CSSのソースコードを公開

    業務アプリケーションがWebアプリケーションとして開発されるのは現在の大きなトレンドです。それに伴ってHTMLCSSによって業務アプリケーションの複雑なユーザーインターフェイスを構築する必要性が生じます。 しかし機能が豊富な業務アプリケーションのユーザーインターフェイスをHTMLCSSで構築するのはそれほど簡単ではなく、しかもそれをアプリケーション全体で統一し、優れたユーザビリティを実現するのはさらに手間のかかる作業です。 そうした業務用のWebアプリケーションのユーザーインターフェイスを構築するためのサンプルが豊富に含まれたガイドライン「IBM Lotus User Interface Developer Documentation」が、IBMから公開されました。 今回公開されたIBMのガイドラインは、同社のLotus製品群のユーザビリティを統一するための社内プロジェクト「One U

    IBMがWebアプリケーションのUIガイドラインとHTML/CSSのソースコードを公開
  • NoSQLデータベースを40種類以上リストアップ、キーバリュー型にもいろいろある

    Webスケールのデータを扱うためにさまざまなデータベースが登場してきている、ということを昨日のエントリ「データベースは目的別に使い分けるべし」で紹介しました。 特にリレーショナルモデルをベースとしない、非SQL系(NoSQL)と呼ばれるさまざまな種類のデータベースが登場してきています。非SQL系のデータベースは以前からオブジェクトデータベースやドキュメントデータベース、階層型データベースなどが存在していましたが、最近注目されているのがキーバリュー型データストアと呼ばれるデータベース。 ブログ「High Scalability」にポストされたエントリ「A Yes for a NoSQL Taxonomy」では、これら非SQL系のデータベースを詳細に9分類し、それぞれの分類に属するデータベースをリストアップしています(基になったのは「NoSQL is a Horseless Carriage」

    NoSQLデータベースを40種類以上リストアップ、キーバリュー型にもいろいろある
  • HDDをSSDにしたらデータベースはどれだけ速くなるか? オラクルと富士通が実験

    リレーショナルデータベースを利用する際には、高い性能を引き出すために物理設計をし、スキーマを工夫し、パラメータのチューニングを行うことがつねに行われてきました。 性能のボトルネックはたいがいHDDにあり、いかにそのボトルネックを回避するかがチューニングのポイントですが、最近では性能向上のための武器として、HDDよりもずっとアクセス性能の高いSSDが注目されています。SSDはHDDと置き換えるだけで、アプリケーションにまったく手を加えずに性能向上を可能にする手段として非常に魅力的です。 HDDの代わりにSSDを利用したら、リレーショナルデータベースの性能はどれだけ向上するのでしょうか? オラクルと富士通が共同検証を行い、その結果をホワイトペーパーとして先週発表しました(参考「日オラクルと富士通 フラッシュ技術活用によるデータベース高速化を共同検証」)。 ホワイトペーパーでは、HDDの代わり

    HDDをSSDにしたらデータベースはどれだけ速くなるか? オラクルと富士通が実験
  • 情報システム部門は「SOA」を改革の武器として使い始めた

    複数のシステムを疎結合によって連係させる「SOA」(Service Oriented Architecture)が、最近になって再び注目されています。先月には主要ベンダのエンジニアによって「SOAマニフェスト」という原則の宣言なども行われました(参考:「SOAマニフェスト」が発表、SOAの意味が再定義された - Publickey) SOAが最初に注目を浴びたのは2004年頃。当時はまだ実際にSOAを企業のシステム構築に採用できるほどの環境は揃っていませんでしたが、現在ではSAP、オラクル、IBMなど主要ベンダのほとんどがソフトウェア製品にSOAを実装しており、現実的なシステム構築に使えるようになってきました。またBPMN(Business Process Modeling Notation)やBPEL(Business Process Execution Language)といった、SO

    情報システム部門は「SOA」を改革の武器として使い始めた
    maganeba
    maganeba 2010/04/23
  • オフラインに対応するクラウドアプリケーション、SalesforceとAIRの組み合わせで実現

    クラウドで稼働しているアプリケーションを利用するには、基的にWebブラウザからネットワークを通じてアクセスする必要があります。しかしアプリケーションの利用環境としてつねにネットワーク接続が保証されているところばかりとは限りません。 ネットワークのつながらないオフラインでの利用をどうするのか? というのは、クラウドのアプリケーションにとって1つの課題でした。 セールスフォースとアドビによるクラウド開発環境 セールスフォースが先月アドビと共同で発表した「Adobe Flash Builder for Force.com」は、セールスフォースのクラウド上で開発したアプリケーションをリッチクライアント化すると同時に、Adobe AIRのローカルデータベース機能によってオフライン対応も実現する開発環境です。 この開発環境はEclipseがベースになっており、そこにSalesforce.comに対応

    オフラインに対応するクラウドアプリケーション、SalesforceとAIRの組み合わせで実現
  • 北海道石狩市で雪冷データセンターの実証実験、来年実施へ

    北海道の石狩市で来年、雪氷によってサーバの冷却を行うデータセンターの実証実験が行われます。同市へのデータセンター誘致活動の一環として、12月8日、9日に都内で開催中のイベント「SaaS World / Tokyo 2009」では雪冷データセンターのモックアップが展示されました。 北海道が作成した資料によると、北海道は他地域と比較して今後30年で地震に襲われる確率が非常に低く、データセンター運営の支障となりやすい台風や雷の発生も少なく、寒冷な気候などデータセンターの運営に適した条件を備えているとのこと。 その中で石狩湾新港地域は「北海道データセンターリッチアセスメント委員会」による調査で、電力供給、通信ルート、土地の価格、そして雪の確保などデータセンター立地の条件が道内でもっとも整った地域として名前があがりました。これらを受けて、石狩市および第三セクターの石狩開発株式会社は、現在データセンタ

    北海道石狩市で雪冷データセンターの実証実験、来年実施へ
  • IBM、オープンソースWebOS「eyeOS」をクラウド用デスクトップに

    eyeos - Cloud Computing Operating System | Web Desktop - Web OS - Web Office - your files and applications everywhere IBMは「eyeOS」と呼ばれるオープンソースのWebOSを開発しているeyeOSと協業し、来年の1月から同社のメインフレームであるSystem Zの顧客に提供を開始すると、ReadWriteWebが記事「IBM Gets Webtop From eyeOS, Eyes Google Chrome OS」で伝えています。 来年はWebをOSとした環境が次々に登場する eyeOSのWebサイトにある説明によると、IBMはSystem zとその仮想環境を基盤とした「Solution Edition for Cloud Computing」の提供を発表しており、e

    IBM、オープンソースWebOS「eyeOS」をクラウド用デスクトップに
  • NoSQLの情報が充実! 日経BP「みてわかるクラウドマガジン」。意表を突く表紙で発刊

    とてもクラウド専門誌とは思えないような表紙の「みてわかるクラウドマガジン」が発刊されました。表紙だけを見ればどこかの出版社が面白おかしいムックでも作ったのかと思いきや、発行元は日経BP。日経Linux編集部が作成しています。 NoSQLが網羅的かつ詳細に紹介されている さっそく買って読んでみました。さすがに日経BPだけあって中味は充実。表紙はあえてこういう方向を狙ったのでしょう。 AmazonGoogle、Salesfoce.comでの基的なクラウドの使い方が画面写真入りで丁寧に紹介されている第一特集。そして、Hadoop、memcached、MongoDB、Cassandra、Kumofsなど、NoSQLの有名どころがひととおり詳しく紹介されている第二特集。 特にHadoopは20ページも使って仕組み、使い方、事例まで詳しく伝えていますし、NoSQL概要やMongoDBの紹介記事を書

    NoSQLの情報が充実! 日経BP「みてわかるクラウドマガジン」。意表を突く表紙で発刊
  • テスト駆動開発の効果はどのくらいある?

    ソフトウェアの開発を行うときに、まずテストケースを先に作ってから機能を作り込む「テスト駆動開発」(Test-Driven Development:TDD)。これにより、ソフトウェアの開発工数や品質にはどの程度の変化があるのでしょうか。 TDD(テスト駆動開発)の適用評価を紹介した研究論文 - エリクソンはじめ3社:森崎修司の「どうやってはかるの?」:ITmedia オルタナティブ・ブログ この疑問について調査した論文を、奈良先端科学技術大学院大学 助教の森崎修司氏が3月10日のブログ「国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学 助教」のエントリ「TDD(テスト駆動開発)の適用評価を紹介した研究論文 - エリクソンはじめ3社」で紹介しています。 開発時間はやや増えたがコードの品質は上がった 論文全文は有料なので読めないものの、森崎氏のブログによると次の知見が得られたとのことです。まず、ソフトウェ

    テスト駆動開発の効果はどのくらいある?
  • JavaScriptが第一級のプログラミング言語へ、分散バージョン管理にも注目が集まる

    モデリングやオブジェクト指向などのソフトウェア技術などで知られるマーチン・ファウラー氏が所属するThoughtWorks社。同社が現在の技術のトレンドについて分析したホワイトペーパー「Technology Radar 2010」(PDF)がinfoQの記事「最近のテクノロジにおけるトレンドは?」で紹介されていました。 このホワイトペーパーでは、現在どの技術分野がホットなのか興味深い分析がならんでいます。ツールとプログラミング言語の2つの分野を取り上げて紹介しましょう。 分散バージョン管理と次世代テストツールに注目 分析結果はレーダーチャートのような図で表され、いちばん内側が「Adopt(受容)」で、外側にいくほど「Traial(試験)」、「Assess(要調査)」、「Hold(保留)」といった状態を示しています。 まずはツールの分野のチャートを見てみましょう。 内側の点から見ていくと、In

    JavaScriptが第一級のプログラミング言語へ、分散バージョン管理にも注目が集まる
  • 「BPMN 2.0」OMGが採択。ベンダ間の共通フォーマットも

    CORBAやUMLなどの標準化団体として知られるOMG(Object Management Group)は12月18日、ビジネスプロセスを記述するためのモデリング言語の新バージョン「BPMN 2.0」を採択したと発表しました。 BPMNはBusiness Process Modeling Notationの略で、ビジネスプロセスをフローチャートのように記号を用いて記述するモデリング言語です。UMLが一般的なソフトウェアの仕様を記号を用いて記述するのに対し、BPMNはビジネスプロセスという目的に絞り、それを記述するのに適したモデリング言語として開発されました。 OMGの発表によるとBPMN 2.0では、ベンダ間での共通フォーマットや、ネイティブな実行形式のフォーマットなどのこれまでのBPMNでは実現できていなかった点を改善。このことから、オラクルやSAP、IBMなどのBPMツールで記述したB

    「BPMN 2.0」OMGが採択。ベンダ間の共通フォーマットも
  • Last.fmがサーバにSSDを導入、分散ファイルシステムもSSD対応にしてスケール向上に成功!

    音楽配信サイトのLast.fmは、今年の10月からXbox Liveでも利用できるようになったことを受けてユーザー数が大幅に増加。これに対応するためサーバにSSDを採用したところ、問題なくスケールの向上に成功してしまったことをブログ「Launching Xbox, Part 2 - SSD Streaming」で明らかにしています。 SSDで同時接続数が300から7000に増加 Last.fmはこれまで7200rpmのSATAドライブをバックエンドに利用。ファイルシステムとしてオープンソースの分散ファイルシステムであるMogileFSを採用していました。 オーディオストリーミングの能力は基的にこのMogileFSの管理下にあるハードディスクのランダムI/O性能に依存しており、現在は1つのハードディスクあたり約300同時接続をサポートしていたとのこと。 しかしXbox LiveがLast.

    Last.fmがサーバにSSDを導入、分散ファイルシステムもSSD対応にしてスケール向上に成功!
  • データベースは目的別に使い分けるべし

    元マイクロソフトのSQL Server開発チームの一員であり、その後マイクロソフトのデータセンターのアーキテクトとして活躍。昨年アマゾンに移籍して、現在はAmazon Web Servicesの上級エンジニアであるJames Hamilton氏が、自身のブログの「One Size Does Not Fit All」というエントリで、リレーショナルデータベースだけにとどまらない幅広いデータベースの種類を4つに分類して紹介しています。 4つの種類とは「機能優先」「スケーラビリティ優先」「シンプル」「目的別」です。 Hamilton氏は、アマゾンがAmazonクラウドでMySQLのサービスを開始したところ、以前から提供していたキーバリュー型データストアの「SimpleDB」は終了するのではないかと心配する声があったことを挙げ、 I can understand why some might co

    データベースは目的別に使い分けるべし
  • Google Analyticsのデータからアクセスランキングを生成するPerlスクリプト

    当ブログ「Publickey」でアクセスランキングの表示を始めました。そのために作成したPerlのコードを、せっかくなので公開します。 作成したのは、Google AnalyticsからAPI経由でランキング情報を取得して、それをHTML形式で出力するPerlのコードです。 この方法が優れている点は、統計処理済みのランキング情報をGoogle Analyticsから取得するためWebサーバにほとんど負荷がかからない点です。Perlのコードもシンプルで導入は容易だと思います。 コードは、「Using Perl for Google Analytics API « Patrick Hartman's Log」を基に、不要な部分の削除や変更を行ってシンプルにし、HTMLの出力部分などを追加したものです。ただし僕はPerlのプログラミングの知識があまりなくマニュアルを見ながらコードをいじったので、

    Google Analyticsのデータからアクセスランキングを生成するPerlスクリプト
  • データセンターが「落ちる」ことを想定したグーグルのアーキテクチャ

    サーバを安全に運用する施設として構築されるデータセンターですが、グーグルではそのデータセンターですら"落ちる"ことがあると想定してアーキテクチャを構築しています。 米グーグルが今年の5月に行ったイベント「Google I/O」で、同社のGoogle App Engine datastore leadであるRyan Barett氏が行った講演「Transactions Across Datacenters (and Other Weekend Projects)」のビデオがYouTubeで公開されました。 Barett氏は、担当しているGoogle App Engineのデータベースに関してグーグルが「multihoming」(マルチホーミング)と呼ぶ複数のデータセンターを用いた処理を実現している理由として、データセンターが自然災害や停電に見舞われたり、メンテナンスなどによるデータセンターの

    データセンターが「落ちる」ことを想定したグーグルのアーキテクチャ
  • ジョエル・スポルスキー氏の「StackOverflow.com」、構成はわずか4台のPCサーバ

    元マイクロソフトのプログラマで書籍「Joel on Software」などでも知られる著名なプログラマであるジョエル・スポルスキー氏が立ち上げた、プログラマ向けのQ&Aサイト「Stack Overflow」。 月間1600万ページビュー、300万ユニークビジターのこのWebサイトがどのような構成になっているのか、Webサイト「High Scalability」の記事「Stack Overflow Architecture」に分かりやすいまとめが掲載されていました。 最大の特徴はスケールアップ型 Stack Overflowの特徴は2つあります。1つはスケールアップ型のアーキテクチャだということです。現代のマルチコア、大容量メモリ、パラレルプログラミング技術においては、スケールアップ型のアーキテクチャも重要な選択肢だと記事では説明しています。 その説明の通りStack Overflowでは、

    ジョエル・スポルスキー氏の「StackOverflow.com」、構成はわずか4台のPCサーバ
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