スタンフォード大学とカリフォルニア大学バークレー校の研究チームは、それぞれに異なるタイプの人工皮膚を新開発したとのこと (本家 /. 記事、Technology Review の記事、スタンフォード大の成果: doi:10.1038/nmat2834、バークレー校の成果: doi:10.1038/nmat2835より) 。 スタンフォード大のチームが有機エレクトロニクスとエラストマーを合成して作り出した電子皮膚は、極めて感度も高く、蝶が舞い降りたり飛び立ったりするのも感知できる程だという。バークレー校のチームはトランジスタを埋め込んだ導電性ゴムを伸縮性物質で覆うことで、触れられた事を感知できる皮膚を作り出した。その仕組みは、触れるとゴムに圧力が加えられ、電気抵抗が変化するというもの。 今後、義肢などの発展に役立つことが多いに期待できるだろう。