印刷 関連トピックス九州電力東京電力 九州電力の新大分火力発電所(大分市、229万5千キロワット)が3日午前4時ごろ、供給設備の凍結によるトラブルで、全面停止した。東京電力を含む他電力6社から計240万キロワットの供給を受けて、最大電力に対する余裕(予備率)は3.3%を確保しており、計画停電はない。 九電によると、寒波のために液化天然ガス(LNG)の供給パイプに、空気を送る管が凍結。流量を調整する弁がすべて閉じたことで、燃料の供給が止まった。作業により午前9時現在で出力の3割近くが回復しており、午前10時ごろには全面的に運転を再開する見通しだ。 緊急時に節電してもらう契約をしている大口需要家46社に要請し、約30万キロワット分を抑制した。 関連リンク今冬の最大電力を更新 沖縄除く電力9社、暖房需要伸び(2/2)苅田新2号機、6月にも運転再開へ 九電、火力発電増強(1/27)九州電力の