人々を苦しみから救ってくれる存在として、古くから日本人に親しまれてきたお地蔵さま。 子どもの頃からいつも側にいる、ちょっと不思議な守り神を探す「お地蔵散歩」。 きょうもお地蔵さまを探しながら歩いています。僕がイメージするお地蔵さまにピッタリのたたずまいなのが湯島にある復興地蔵尊だ。湯島天神へのぼる石段の下にある。 階段下に2体のお地蔵さまがいらっしゃる。湯島天神の坂は男坂と女坂があるのだが、こちらのお地蔵さまは男坂の下にある。 お花も供えられていて、よくお世話されている。 よく見ると2つセットではなく、別々の時代につくられたようだ。お顔のかんじからしても少し違う。 右側のお地蔵さんについての由来が書かれている。それによれば、関東大震災の後、当時の町会長を中心として有志たちによって、罹災者の安寧と早期の復興を願って、三百年来火伏寺として伝統を持つ心城院の協力を得て災害復興地蔵尊として建立した
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