台湾に潜水艦を売っていいことがあるのだろうか? 北村淳さんが、日本は中国に潜水艦を売れと主張している。※ 「卑怯者国家」のレッテルを貼られないために東アジア全体のために中国と対立しろとするものだ。東アジア諸国共通の“公敵”である中国の覇権主義的海洋侵攻戦略を封じ込めるのに一肌脱がないと、それこそ憲法9条を隠れ蓑にアメリカ軍事力に頼りきり自主防衛努力を放棄した“卑怯者国家”とのレッテルが国際社会に定着してしまいかねない。 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/39037?page=4 だが、中国との関係悪化と釣り合うリターンはあるのか? 台湾に潜水艦を売るということは、中国との関係悪化を覚悟するということである。中国は、台湾に武器を売る国は許さない。フランスでも、ドイツでも、自国へのアクセスを妨害する。「二つの中国」に加担する国には、中国自体が経済的な不利