コートジボワール戦から一夜明け、イトゥに戻ってきたザックジャパン。練習後、取材に応じたDF長友佑都(インテル)が試合後にFW香川真司(マンチェスター・U)とレシフェの宿舎で“左サイド反省会”を開いたことを明かした。 「昨日は悔しくて眠れなかった」と切り出した長友は、「眠れない時間、左サイドのクロスで2失点したことについて(香川)真司と話をした。真司も悔しくて眠れないと言っていた」と続けた。 ともにサイドから相手を崩していく攻めを得意とする両国だったが、コートジボワールの作戦は、右サイドで数的優位をつくりながら日本の左サイドを徹底的に突くというものだった。 FIFA発表の公式スタッツによると、コートジボワールの攻撃パターンは「右サイド60%、中央25%、左サイド15%」。数字上からも右サイド一本槍と言っていいくらいに徹底していたことが分かる。 目的はもちろん、日本の攻撃の生命線である左サイド