新潟市の老人ホームで、医療資格のない職員に入所者のたんの吸引といった医療行為を行わせたとして、この老人ホームの施設長を務める医師が医師法違反の疑いで警察に逮捕されました。 逮捕されたのは、新潟市西区の医師、里方一郎容疑者(63)です。 警察によりますと、里方医師はおととしから去年にかけ、みずからが施設長を務める新潟市中央区の老人ホームで、医療資格のない職員2人に入所者のたんの吸引や、治療が終わった人から点滴の針を抜くなどの医療行為を行わせたとして、医師法違反の疑いが持たれています。 警察によりますと、この老人ホームには、終末期医療を受ける高齢の患者などが入居しているということですが、一連の行為によって容態が急変したという例はないということです。 里方医師は調べに対し、「指示した記憶はあるが、人手不足でしかたなくやった」と、容疑を一部認めているということです。 この施設はおととし以降、新潟市
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