米「ヴォーグ」2月号のカマラ・ハリスの表紙は、彼女の人柄にふさわしいのか、それとも人種差別なのか。現地時間10日に、この表紙がネットでお目見えして以来、アメリカではさまざまな意見が飛び交っている。 問題の写真は、ダークブラウンのジャケットと黒のスキニーなパンツ、素足にコンバースのスニーカーという服装のハリスが立っているというもの。背景には、彼女の出身校であるハワード大学の女子学生社交クラブのカラーを意識して、グリーンの上にピンクの布がかけられている。必ずしも悪い写真とは言えないが、このピンクの布はぐちゃぐちゃだし、ハリスもとてもリラックスしていて、本番の写真というより、テストの一枚みたいに見えるのである。 「ヴォーグ」の表紙といえば、たっぷりお金をかけて照明から背景からすべてを作り込み、モデルとなる人にトップクラスのデザイナーのドレスを着させ、撮影後も加工を加えて、やや現実離れした、美しい
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