9割が無症状・軽症か オミクロン株の分析進む―神奈川で1万人超試算も 2022年01月11日13時57分 新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」(国立感染症研究所提供) 国内で感染が広がる新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」について、症状の分析が本格化している。沖縄県では感染者のうち9割以上が無症状か軽症だったことが判明。「感染力は強いが重症化しにくい」。いち早く広まった海外からの報告と、今のところ一致する傾向が見られる。 コロナ検疫に地位協定の壁 基地所在県、止まらぬ感染拡大 沖縄県では、2日までの1週間に判明した感染者のうち、オミクロン株と疑われる人の割合は73%に上った。東京都(34%)や大阪府(60%)と比べ、デルタ株からの置き換わりが進んでいるとされる。 厚生労働省の専門家組織に提出された資料では、沖縄県で療養中の感染者計675人(4日時点)の重症度が示された。それによ