「日本代表合宿」(30日、埼玉県内) サッカー日本代表は30日、埼玉県内で練習を行った。オマーン対策が本格的に始まったこの日の練習は、2時間弱にもおよび、今合宿最長という熱の入りっぷり。FW岡崎慎司(26)=シュツットガルト=は、オマーンが誇る名GKハブシ(ウィガン)対策として“全員攻撃”を宣言した。 タイマンは張らない。人数で上回って、ワールドクラスのGKハブシを攻略する。岡崎は「相手を崩すにはダイナミックさが大切。サイドを崩して、ゴール前にボールを入れたときに全員で突っ込む」と、“前線総動員作戦”をブチ上げた。 前回大会の最終予選、アウェー・ウズベキスタン戦(09年6月6日)では本大会進出を決めるゴールを挙げた。「あのゴールで(代表に)定着した。今回も決められれば。最後に決めてくれると信頼を得られるようなストライカーになりたい」と、おいしいところだけはしっかりと頂くつもりだ。