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ブックマーク / psychodoc.eek.jp (2)

  • 精神病院と都市伝説

    小学生の頃のことだ。私たちの学校ではこんな話が広まっていた。 「頭のおかしい人のところには黄色い救急車がやってきて、精神病院に連れて行かれる」 誰が言い出したかはわからないし、実際に見たことがある人も誰もいなかった。それでも、当時の私たちにとっては、「黄色い救急車」は噂や物語ではなく、すでに常識に近かった。 今考えればなんとも差別的な話なのだが、ちょっとおかしなことをした友だちに「黄色い車が来るぞ」「イエロー・ピーポーが来るぞ」などとはやしたてるようなことは日常的に行われていた。私は一九六九年生まれだから、だいたい一九七〇年代半ば頃のはずだ。 同じ頃学校で話題になっていた「口裂け女」の話が、怪談めいた噂としてマスコミでも脚光を浴びていたのに対し、「黄色い救急車」は大きな話題になることもなかったが、まるで水のように自然なものとして、私たちのあいだに静かに広まっていた。 その後成長するにつれ、

    mahal
    mahal 2006/10/05
    過日「ドクターイエローという黄色い新幹線がある」とか言ったら、「何それ、>>1を迎えに来ましたってやつじゃないの?」と、同居人に信じてもらえなかった俺。
  • ファビョン(火病) - 私家版・精神医学用語辞典

    「ファビョン」について、改めて書いてみたい。 「改めて」と書いたのは、1年くらい前にファビョンについては一度書きかけたことがあるからで、そのときはどうにもうまく続けることができず、中途で止めてしまったのである。 そもそもそのときは書き方がまずかった。 日のネット界では、「ファビョン」ということばは、韓国人が「議論で反論に窮した場合などに冷静さを失って感情的になる」ようなときに使われる。しかし、それは悪意ある歪曲であり、実際の精神疾患としてのファビョンはそうじゃないのだ、精神科医として当のファビョンの意味を教えて上げよう、という啓蒙的なスタンスで何気なく書きはじめたのだが、よくよく調べてみれば、ことはそう簡単ではなかった。 「ファビョン」は韓国特有の「ハン」(恨)の感情に関わる疾病概念であり、韓国文化と密接につながっていたのである。つまりファビョンを語るにはまず韓国文化を知る必要があると

    mahal
    mahal 2006/06/01
    個人的には、ファビョンって、ソン・ジョングがフェイエ時代にさいたまの後に地元行ったら全然客がなくて「胸が潰れる思いがした」とか言ってたのがそうなんかな、とか思ってた。
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