写真●米EMCのRSA事業本部でRSAグローバル・パブリック・センターのCTO(最高技術責任者)を務めるマシュー・マコーマック氏 「悪人がネットワークに侵入することは大前提。セキュリティはもはやリスク管理に変わった。攻撃を受けたら、企業の評判を守るために素早く対応することが大切だ。情報共有が唯一の対策となる」――。EMCジャパンのセキュリティ部門であるRSA事業本部は2015年3月19日、都内で説明会を開き、昨今のサイバー脅威に対して日本企業がとるべき対策について解説した。 説明会では、米EMCのRSA事業本部でRSAグローバル・パブリック・センターのCTO(最高技術責任者)を務めるマシュー・マコーマック氏(写真)が登壇し、サイバー攻撃に対する米国政府の考え方を示した。米国では既に、サイバー攻撃はブロックできないという前提の下、攻撃を受けた際にどう対処すべきかという視点に立っているという。
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