【書評】偏差値29からの東大合格(杉山奈津子/中央公論新社/1575円) * * * 高校では大学受験を考えず「芸術コース」のクラスを選択、放課後は家でごろごろしていた著者だったが、将来を考え条件を絞れば東大…【書評】偏差値29からの東大合格(杉山奈津子/中央公論新社/1575円) * * * 高校では大学受験を考えず「芸術コース」のクラスを選択、放課後は家でごろごろしていた著者だったが、将来を考え条件を絞れば東大理科II類を受験するしかないという結論に。以来〈勉強して知識を身につけることより、「東大に入る」ことの方が重要〉と〈最小限の努力で最大限の効果を求め〉ながら、一浪の末に見事合格を果たす。その体験談とともにみずから実践した勉強法77を公開。ほのぼのとした著者自身によるイラストも多数収録。 ※週刊ポスト2011年5月27日号 【関連記事】 前原前外相 父の自殺で私立進学断念
昨年11月、16才の長谷川智也くんは、不合格率は実に92%、一流大学の学生でも合格が難しいといわれる公認会計士試験に、史上最年少で合格した。中学時代の成績は「中の上」だったという智也くんは、いったいどんな勉強法でこの快挙を成し遂げたのか。 父親である時彦さん(52)は「勉強しろ」といったことは一度もなく、「人よりも勉強時間を短くしろ」といっていたのだとか。 「長い時間勉強するよりも、集中して、10分の1の時間で勉強するほうがいい、とアドバイスしました」(時彦さん) 智也くんの勉強法は「まずはテキストを読むだけ」だった。母・明子さん(48)はこう語る。「実は私から見ると智也はあんまり勉強しているように見えなかったんです。普通勉強というとテキストを見て、ノートに書いてこそ勉強というイメージがあったので…」 集中力がキーワードだと時彦さんは話す。智也くんは集中するために、勉強中は耳栓をしていたと
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く