物流手段を持っていない物流会社だ。 物流サービス中堅の日本コンセプト(NICHICON,9386)が手掛けるのが、液体貨物の国内・国際物流だ。 発火性の化学物質など危険な液体を運ぶプロフェッショナルとして1994年に創業。それからわずか8年、2012年10月に大阪証券取引所のジャスダック市場へ上場を果たした。 日本コンセプトの最大の武器であり、強味が「タンクコンテナ」を活用した液体輸送だ。 タンクコンテナとは、どのようなものか。 発火性の化学液体貨物を運ぶ タンクコンテナとは 上記写真がタンクコンテナ。国際標準の危険品液体貨物の輸送手段で、大きさは長さ約6メートル、高さ2.6メートル、内容量は2万4000リットル程度のステンレス製だ。 その特徴は筒状のタンクを、鉄製の枠を囲って、完全に固定していること。これにより幾重に重ねて保管することも、通常のコンテナのようにトラックにそのまま積載して運
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