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Booksとclassical musicに関するmahiguのブックマーク (3)

  • 『正しい楽譜の読み方 バッハからシューベルトまで』大島富士子(現代ギター社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「ウィーン音楽大学インゴマー・ライナー教授の講義ノート」 日で楽譜と言えば、まず五線譜が思い浮かぶだろう。「オタマジャクシは苦手でして…」と敬遠する人も少なくない。慣れないうちはとまどうものの、親しんでみれば実に良くできた便利なシステムだ。しかし半音以下に細分される音程や微妙なリズムのニュアンスなどは表示できないので、日古来の音楽の採譜には適さない。謡曲や雅楽などは、何とか五線の楽譜に変換してもその繊細さが伝わってこないのだ。 慣れれば便利な五線譜だが、数世紀にわたる時の流れの中、常にその表記ルールが不変だったわけではない。線の数がもっと多かった時代もあったし、音符の種類もさまざまだった。18世紀以降に思いを馳せれば、西洋音楽自体のスタイルがバロックから古典、そしてロマン派へと変化したのと並行して、楽譜が楽譜として担うべき情報の量や質も変わっていった。見た目は同じ

    『正しい楽譜の読み方 バッハからシューベルトまで』大島富士子(現代ギター社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • 『新編 音楽家の社会史』西原稔(音楽之友社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 数十年前に出版された『音楽家の社会史』がこのたび「新編」として再版されることになった。大歓迎だ。歴史にありがちな古色蒼然とした内容とは一線を画し、現代の世相につながる接点がたくさん含まれている。今回あらためて読みなおしても、とても新鮮に感じられた。 書では18世紀から19世紀にかけてヨーロッパで活躍していた音楽家たちの実生活が紹介されている。具体的にはモーツァルトからシューマン、ショパン、リストあたりまでの世相と思えばよいだろう。作曲家にとっての著作権や作曲料に関する実情、あるいは演奏家として生計を立てる際に直面せざるを得ない数々の経済的なハードルなどに関する話題が、生き生きと描かれている。 その昔、音楽家は王侯貴族の庇護のもとで活動していた。おかかえ音楽家として雇用者の満足のために作曲し、演奏することによって生活が保障されたのだ。報酬は現金とは限らず、料品な

    『新編 音楽家の社会史』西原稔(音楽之友社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • 証言・フルトヴェングラーかカラヤンか 川口マーン恵美

    年度のカラヤンで個人的に一番星はコレ 証言・フルトヴェングラーかカラヤンか 川口マーン恵美 「カラヤン」「フルトヴェングラーとカラヤンの比較」は世にあまたあり今さら取り上げる必要性はあまり感じません。しかし今回読んだ「証言・フルトヴェングラーかカラヤンか」は今までとは違う切り口で語っておりおもしろい。なにより”証言”というのが大きなみそであります。それでちょっと取り上げることとしました。 さて書で扱っている証言で語っているのは両巨匠(もしくはカラヤンのみ)の指揮の元演奏したベルリン・フィルのメンバー。 証言はフルトヴェングラー派の権化今は亡きテーリヒェンから始まります。痛烈なカラヤン批判の中には音楽的というよりは個人的な恨みのニュアンスも感じられたりしてなまなましい。そのテーリヒェンはカラヤンに対して批判的な著書を出版して他のメンバーから怒りをかっていることが他のメンバーの証言から

    証言・フルトヴェングラーかカラヤンか 川口マーン恵美
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