タグ

law and psychologyに関するmahiguのブックマーク (3)

  • 虚偽自白 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」

    盗撮目的の女子トイレ侵入容疑で逮捕、勾留された司法修習生が釈放されたことが話題になっており、その人が、当初は自白したものの、その後否認に転じたことについても論じられている。 その関係で、私の経験を紹介しておきたい。恥ずかしい話なので、今まで、ほとんど他人には話していなかったことである。 検事になって数年たち、まだまだ若手ながら、自分なりに自信のようなものがついてきた頃だった。ある共犯事件で、逮捕、勾留された共犯者の1人を取り調べていた。その被疑者が、ある場所に行ったかどうかが重要性を帯びており、私は、別の共犯者の供述(一緒に行ったと明言)もあったので、「行った」と見ていたが、その被疑者は、「行っていない」と強く否認していた。 その後、徹底的に追及し、違法なことはしないものの、相当厳しく取り調べ、その被疑者は、「行きました」と自白し、その内容の供述調書も作成した。 ところが、である。 この事

    虚偽自白 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」
  • 裁判官による誘導の危険(追記あり) - 弁護士のため息

    足利事件の記事を読んで、保坂展人議員の次のような記事を思い出した。 私は、東京地裁で模擬法廷を見たが裁判長は、「被告人は捜査段階で供述をコロコロと変えています。こうした人は一般的に信用性が低いと言うんですね。」と裁判員に語りかけているのをモニターで見てゾッとした。公開された法廷で予断を排除して審理に臨むと言っても、裁判長の描くシナリオに裁判員が強く影響されてはならないし、刑事裁判の原則を懇切丁寧に裁判員に伝える「説示」も個々の裁判体の扱いに任せるという最高裁の姿勢は、あまりに無責任だ。 「裁判員法改正の実現を 凍結と罰則削除、2段構えで」(週間法律新聞第1806号 平成21年5月1日)より (太字は私が付したもの) この裁判長に限らず、こういう考えを持っている裁判官は少なくないと思う。 しかし、それを裁判員に「一般的に信用性が低いと言うんですね。」などと言う神経が理解できない。こうまで言わ

    裁判官による誘導の危険(追記あり) - 弁護士のため息
  • 平成20(わ)2012 強制わいせつ致傷被告事件 平成21年02月17日 大阪地方裁判所 第8刑事部

    犯人性が争われている強制わいせつ致傷の事案において,被害者の犯人識別供述,犯人と認められる男性が被告人方駐車場に走り込んだ際の状況に関する目撃者の供述の信用性をいずれも全面的には認めず,信用性が認められる限度での前記各供述を含む関係証拠から認定することのできる間接事実を総合しても,被告人を犯人と認めるには合理的な疑いが残り,この疑いをより大きくする消極的事情も認められるとして無罪判決を言い渡した事例

    平成20(わ)2012 強制わいせつ致傷被告事件 平成21年02月17日 大阪地方裁判所 第8刑事部
    mahigu
    mahigu 2009/04/15
    刑事事実認定の一例,被害者の犯人目撃証言の信用性
  • 1