どの山に誰とどうやって登るのか リーダーシップは、チームで仕事を成し遂げるために、そして会社で昇進、昇格していくためにも不可欠な能力です。企業のトップはしばしば「これからは君たちがリーダーシップを発揮してほしい」などと社員に熱く語りかけますし、多くの企業、組織で、「リーダー研修」「リーダーシップ研修」が行われています。 しかし、これほどリーダーシップが求められている割に、求められているリーダーシップの中身がなんとも曖昧です。「あの人、仕事はできるけど、どうもリーダーシップに欠けるんだよな」などと、業務遂行能力とはまた別の能力、人間力や資質のようなものだと思われている節もあります。組織内で活躍していくためには非常に重要な能力であるにもかかわらず、その能力を測る方法も特にないようです。 いったい、リーダーシップとはなんでしょうか? そして、リーダーシップは研修で身につけることができるのでしょう
前回の記事で、メンバーの数はチームをうまく機能させるための重要な要素であり、昔とは仕事の質が変わり始めている今、チームに最適な人数は「リーダーを除いて5人程度」ということをお話ししました。 しかし、多人数だったチームを少人数チームにすると、ある問題が起こります。そう、リーダー不足です。10人だったチームを5人にすれば、これまで1人でよかったリーダーが2人必要になるわけです。 しかし、会社の中にリーダーの役割を担える人が、そう何人もいるのでしょうか。 これでは5人1チームを作るのは難しい。しかし「人がいないから仕事がうまくまわらないチームのままでいい」というわけにもいきません。 ただ、ここでリーダーの役割について改めて考えてみてください。仕事の質が変わり、先が読めない今のような時代には“1人で何もかもこなせる”ことより“仲間と協力して物事を進める”ことのほうが重要であり、その方法さえ分かって
【サイボウズ式編集部より】この「ブロガーズ・コラム」は、著名ブロガーをサイボウズ外部から招いて、チームワークに関するコラムを執筆いただいています。今回は「My Favorite, Addict and Rhetoric Lovers Only」のファーレンハイトさんが考える「愛されるリーダー」についてです。 前回のコラムでは、横暴なリーダーについて書いた。 俺がまず横暴なリーダーを見たときに判断する軸は「仕事をドライブできるか?」である。「仕事をドライブする」とは、問題を切り分け、判断・決断を適時行い、そのことに責任をとることだ。そして人を(強引にでも)動かしていく力だ。 さて、前回のコラムのラストで少し書いたが、ゴリゴリしたパワースタイルでメンバーを動かしていくタイプのリーダーがいる。果たしてそれは、素晴らしいリーダーだろうか? 答えはYES AND NO。 おそらく前回のコラムを読んで
自分にできること、もしくはできると夢見ていることがあれば、何でもいいからやってみること。大胆さは才能であり、パワーであり、魔法でもある! これは、大学を辞めた日に友だちが贈ってくれた、ゲーテが言ったと言われる言葉です。何年もの間、この言葉が私に勇気を与えてくれました。それに、この言葉を起業家や指導者の掲示板に投稿されているのを何度も見ました。大胆な人たちは、グループの中にいても目立ちます。自信があり、勇気があり、目指している方向がきちんとあります。筆者は、大胆さはほとんどの人に備わっていると思います。適切な環境が整えば、自分の周りの世界を良くするための行動に出る人はたくさんいます。 大胆であることを選んだ人たちは、大きなことを成し遂げるだけでなく、自分も周りの人たちも成長したり、前進したりするように駆り立てます。悲しいかな、ほとんどの人は、誰か大胆な人がそんな風に導いてくれたり、何かが運良
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