僕は生粋の社会不適合者ゆえ、ありとあらゆる企業に勤めては、飛ぶ(バックレ)を繰り返してきた。 高卒で足切りされないところに限定された話にはなるが、種々雑多な会社に潜り込めた。 数をこなすごと神経が図太くなり、面接慣れもして来たため、第一印象と減らず口が磨かれた。 採用率はぐんと上昇して行った。 そこで痛感したのは、大卒が数多くいる会社の規制は緩くて風通しが良く、高卒だらけの企業は「トイレ休憩」すら許可が必要な劣悪環境である率が極めて高い、ということだった。 接客業で周知の意を込めた許可制であれば話は別だが、オフィスワークかつ誰がどう見ても余裕のある時間でも、勝手な起立・移動・小便は許されない。 今回はそんな、高卒底辺の就職事情を、31歳男子の僕がためらいなく書き記します。 高卒向け=性悪説/大卒向け=性善説 遠慮会釈なくいえば、高卒だらけの企業は無機質な刑務所、大卒だらけの企業はオシャレな