なんでそんなことを「する」のかに理由がある人ほどその理由が達成された時に何もしなくなる。表現とはそんな甘いものではなくもっと切実なものであって欲しい。また、それほどまでに世界を変えようと奮闘する強い表現は魅力的。当り障りのない口当たりまろやかな、デジャヴみたいな未来より、予測不可能な未来が好い。 しかし、同時に強い表現というのは、脅威である。人に影響を及ぼす力となる。だからこそ、責任が付随し、自らが与えた影響を直視する勇気とどこか、狂ったところがなければそんなオソロシイことはできない。決意の上で選んだ道ならいっそ、引き受ける覚悟を持て。プロとアマの境目なんて、それだけじゃないのか。意図的であるか、無自覚であるか。決断しなければならない場面で残酷になれるか、日和るのか。 仲良しクラブでお金がもらえるほど世の中は甘くない。それっぽいモノだけが顕在する余地はない。切実さは同時に押し付けがましさに