反生逮捕されること7回、背負った借金50億円。そんな波乱万丈な人生を送るAV界の帝王・村西とおる監督のドキュメンタリー映画『ナイスですね 村西とおる』が11月29日、東京・中野区で行われた「新人監督映画祭」で初披露された。 同映画祭において、作品は審査員特別賞、村西監督は主演男優賞を受賞。村西監督に15年もの長きにわたって密着したという同作品を公開に先駆けて(来年夏公開予定)鑑賞した本誌は、村西監督を直撃。その半生を振り返ってもらった。 「今回の映像に、私の格好いい姿など一切映っておりません。私自身、女性のお尻の穴を撮ってきたわけですから、自分自身が被写体になっても、お尻の穴を見せる覚悟で生き恥をさらしております」 村西監督は駅弁、顔射などの新たなAV演出を生み出し、瞬く間に人気監督になると、88年にはAVメーカー「ダイヤモンド映像」を設立。松坂季実子など大スターを発掘し、年商100