現在のワタナベエンターテインメント、旧渡辺プロダクションの創業者である渡邊晋 ©文藝春秋 中山秀征はこうした歴史を持つ渡辺プロの正統な継承者といえるかもしれない。本人にもその自覚は強いようだ。今年(2024年)5月、彼は自らのテレビタレントとしての半生を顧みた『いばらない生き方』(新潮社)という著書を刊行したが、そこでも渡辺プロへの思い入れがつづられている。 40年前、レッスン生として渡辺プロに入った 中山がレッスン生として渡辺プロに入ったのはいまから40年前、1984年の春である。当時16歳だった少年も、誕生日であるきょう7月31日、57歳となった。渡辺プロではちょうど中山が入った年、「BIG THURSDAY」というお笑いプロジェクトが立ち上げられ、彼もマネージャーに促されるままに参加する。 あるとき、BIG THURSDAYのライブに当時の事務所の社長・渡邊晋が興味を持ち、突然観に来
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