中井洽国家公安委員長は17日の就任会見で、民主党が公約に掲げた取り調べ過程の全面可視化について進める考えを示した上で、「一方で、司法当局に幅広い権限を持たせねば市民の要望は満たされない。司法取引やおとり捜査など当局に武器を持たせなければいけないと思う」と述べた。今後、法務省と協議し、新たな捜査手法などの導入に向けて前向きに検討する考えを示した。
中井洽国家公安委員長は17日の就任会見で、民主党が公約に掲げた取り調べ過程の全面可視化について進める考えを示した上で、「一方で、司法当局に幅広い権限を持たせねば市民の要望は満たされない。司法取引やおとり捜査など当局に武器を持たせなければいけないと思う」と述べた。今後、法務省と協議し、新たな捜査手法などの導入に向けて前向きに検討する考えを示した。
適正な取り調べを意識して「可視化」されたコップ=岐阜県警、贄川写す こんなに気を使ってます――。足利事件など冤罪事件が続き、捜査当局の取り調べの可視化が議論される中、岐阜県警は、取調室で容疑者にどんな飲み物を出したかが分かるように、これまでの白い紙コップを透明のものに変えた。「利益供与の疑いをなくすためだ」という。 警察庁の指示で、全国の県警が取り調べを監督する制度を今春から導入。岐阜県警は、これまでは紙コップを使っていたが、県警の監督官から「容疑者に何を飲ませているのか分からない」という指摘があり、8月、透明なプラスチック製のコップに変えた。 犯罪捜査規範は、自白のための利益供与を禁じている。取り調べ中に容疑者が飲めるのは、お茶と水か、白湯(さゆ)に限られ、コーヒーやジュースなどは出せない。佐合龍也・県警刑事総務課長は「適正に取り調べているのだから、できるだけ疑われない仕組みを作っ
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