震災がれき 武雄市受け入れ見送り 抗議1000件超 脅迫も 2011年12月1日 13:42 カテゴリー:九州 > 佐賀 社会 東日本大震災で生じたがれき処理を受け入れる方針を表明していた佐賀県武雄市の樋渡啓祐市長は1日、受け入れを当面見送る考えを明らかにした。同日の市議会本会議で「抗議や批判の中に市への脅迫があった」と述べた。 国はがれきの処理を全国知事会などに要請しているが、放射線への不安から消極的な自治体が多い。武雄市に抗議が殺到したことで、住民の強い懸念があらためて浮かび上がった。 武雄市は被災地のがれきを海上輸送し、独自の放射線量基準に沿って杵藤(きとう)クリーンセンター(同市朝日町)で処理することを計画。クリーンセンターを運営する杵藤地区広域市町村圏組合(周辺3市4町で構成)が6日に開く首長会議に諮り、了承を得る予定だった。 樋渡市長によると、受け入れ方針を表明した11月2