IntelはかつてARMベースのXScaleでハンドヘルド/スマートフォン市場を席巻した。Hewlett-PachardのiPAQ、PalmのTreo、Blackberry端末など、米国での人気機種に軒並みされた採用された。ところが2006年にハンドヘルド向けのXScaleを開発していたコミュニケーション&アプリケーションプロセッサ部門をMarvellに売却した。 なぜIntelは、確固たる地位を築いていたXScaleを手放したのか? 主力であるIntelアーキテクチャベースの高性能/低消費電力プロセッサにフォーカスするためだった。それから2年近い空白期間を経て、同社はモバイルインターネットデバイス(MID)という新カテゴリを開拓しながら、さらにハンドヘルド/スマートフォン市場にも再参入することになりそうだ。もちろん武器はx86プロセッサを中核としたIAアーキテクチャである。 ID
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