軍が通り過ぎたあとを指して「草一本残らない」というような表現もありますが、「国破れて山河在り」「夏草や兵どもが夢の跡」というように、戦により荒らされ人が住まなくなった土地には、やがて草木が生い茂るもの。では、実際に地球の気候に影響するほど大規模な森林再生を促すには、一体どれだけ人口を減らせばよいのでしょうか? カーネギー研究所とマックス・プランク研究所の科学者たちにより、これまで知られていなかった征服者のグリーンな側面が明かされています。 詳細は以下から。How Genghis Kahn cooled the planet 「人間の活動が気候へ影響するようになったのは化石燃料の発見にともなう産業革命以降のこと、というのはよくある誤解です」とカーネギー研究所の環境科学者Julia Pongratz博士は述べています。「実際には、農耕のために森林を開拓し地球表面の植生を変えたことにより、人間は