現在、2008年度~2012年度の5カ年計画で、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の産学連携プロジェクト「炭素繊維複合材料で目指す低エネルギー消費・循環型社会」が進行中だ。 このプロジェクトでは、地球温暖化対策の観点から、自動車の車体用に、炭素繊維を使った新材料の研究開発に取り組んでいる。参画しているのは、アドバイザリーボードを含め、東レや三菱レーヨン、東洋紡、東京大学、東北大学、京都工芸繊維大学など11つの企業と大学だ。従来の鉄をこの新材料に置き換えることで、車体の30%軽量化を目指す。 現在、髙橋教授は、2008~2012年度の5カ年計画で実施中の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の産学連携プロジェクト「炭素繊維複合材料で目指す低エネルギー消費・循環型社会」で、プロジェクトリーダーを務めている。 同プロジェクトでは、地球温暖化対策の観点から、自動車の車体用に、炭