日本のマンガやアニメなどのコンテンツの海外展開が進められるなか、新たな市場として東南アジアに注目が集まっていて、大手出版社が現地に子会社を設立するなど、進出の動きが広がっています。 成長の著しい東南アジア諸国では、一定の購買力を持った中間層が増えていて、出版や音楽、映像コンテンツなどの市場でも、成長が見込まれています。 こうしたなか、日本の人気アイドルグループの姉妹グループがインドネシアで結成され、人気を集めているほか、日本の映像コンテンツを集めた専門チャンネルがシンガポールのケーブルテレビで放送されるなど、日本の文化を輸出する動きが広がっています。 このうち、東京に本社を置く大手出版社の小学館が、シンガポールに100%子会社を今月設立し、出版物やアニメーション、電子書籍などに関するビジネスを展開することになりました。 大手出版社が東南アジアに100%子会社を設立して本格的な進出に乗り出す