キューバのアーティストグループ、ロス・カルピンテロスが手がけた作品「グローブ」。(c)Victoria and Albert Museum, London 【8月5日 Relaxnews】英ロンドン(London)のヴィクトリア&アルバート博物館(Victoria and Albert Museum、V&A)が、今年中に新たな複数のギャラリーを開設すると発表した。1600年から1815年にかけての欧州のアートとデザイン作品1100点が展示に加え、現代アーティストの作品も展示される。 欧州の1600~1815年を網羅するギャラリーは合わせて7室。同博物館が掲げる「フューチャープラン」と呼ばれる改装計画の一環で行われる工事を経て、12月9日にオープン予定。この計画ではさらに、新しい入り口と中庭、特別展示室も設けることになっている。 テキスタイル、ファッション、絵画、彫刻、陶芸作品、ガラス作品、
米国著作権局による孤児著作物と大規模デジタル化の報告書 2015年6月4日に米国議会図書館内に置かれている米国著作権局(以下著作権局)が“Orphan Works and Mass Digitization: A Report of the Register of Copyrights”(以下報告書)を公開した。この報告書において著作権局は,孤児著作物と大規模デジタル化について,著作権者調査や交渉のための情報が不足していることや,著作権者と利用者の間で交渉が必要になった場合の手続きが非効率的であるといった課題があると指摘している。これらの問題に対処することで,過去の作品を利用可能とし,新たな創造や学習への活用といった機会を広く提供することができるとしている。著作権局は過去にもパブリックコメントの募集や孤児著作物,大規模デジタル化を対象とした報告書の公表,ラウンドテーブルの開催等を通じて,孤
日本における「アクセスの再定義」<報告> 2015年6月13日,明治学院大学にてシンポジウム「アクセスの再定義―日本におけるアクセス,アーカイブ,著作権をめぐる諸問題―」が開催された。これは,ローランド・ドメーニグ氏(明治学院大学)とアレクサンダー・ザルテン氏(ハーバード大学)の呼びかけにより開催されたもので,今日の活字,映像,オーディオ媒体へのアクセスの増大と,それを管理しコントロールするアーカイブや著作権のあり方を議論する場となった。シンポジウムには研究者,図書館員,弁護士といった異なる業界の関係者が集い,それぞれの立場から現状の問題や今後の課題を提示した。主催者によれば,当初このシンポジウムは2016年に米国で開催する予定であったが,日本における著作権問題を大きく左右すると考えられるTPPの交渉がまさに進行中という状況において,急遽先に日本での開催を決定したということである。こうした
文化部、上海図書館を文化部公共文化研究施設に指定 呉館長などを「国家公共文化サービス体系構築に関する第3期専門家委員会」委員に任命 7月28日、「国家公共文化サービス体系構築に関する第3期専門家委員会」が北京で発足しました。上海図書館の呉建中館長が同委員会副主任に、劉煒副館長が委員に、文化部からそれぞれ任命されています。同委員会は公共文化サービス体系の科学的構築において重要な役割を果たす組織で、文化部が推進する政府職能転換、民主的および科学的戦略決定の実現にとっても必要なものです。また文化部は、各機関が協力して力量を発揮できるよう、上海図書館(上海科学技術情報研究所)や北京大学などを文化部公共文化研究施設として指定しました。指定機関は、近代公共文化サービス体系構築に関する一般的要求事項に照らして、中国における公共文化サービスに関する政策や革新的実施などのテーマについて、分野の枠を超えた将来
教育のこと、「黒子のバスケ」脅迫事件のこと。 大塚英志 〈1〉 角川ドワンゴの持ち株会社の社名がカドカワに変更となり、その一方で川上量生が通信制の高校の構想を明らかにしたことで、コンテンツとプラットフォームの融合という株主向け説明にさえならなかった統合後のビジョンが初めて明確になった。 出版社としての角川はもはや消滅し、プラットフォーム企業としてのドワンゴも大きく変わるだろう。 旧社名「カドカワ」が「カドカワ」の「カ」「カ」、「ドワンゴ」の「ド」「ワ」の組み合わせだという説明がもはや方便でしかないのは、角川書店は「カドカワ」の「名」のみ残し、「ドワンゴ」というWEB企業に吸収されたという事実しかそこにはないからだ。経営統合がなければ、出版社としての旧KADOKAWAは経営破綻していたはずだ。類似出版社のM&Aという「同業他社潰し」が目的としか思えない無策の合併の繰り返しによって肥大したKA
アメリカの非営利・非政府団体「KEI」が8月4日、TPPの知的財産権分野の秘密交渉について、「リーク文書」をネットで発表した。文書は2015年5月11日付。ネットで特に注目されている「著作権侵害の非親告罪化」については、日本が提案した「市場での著作権行使に影響がある場合に、対象を限定できる」という注釈が採用され、日本は賛成に回ったことが読み取れる。 ●日本提案の「注釈」を採用 KEIが公開したリーク文書は、知財交渉の一部分。リーク文書は全部で95ページ分あり、今後、随時公開していくという。ハワイで行われた交渉「マウイ・ラウンド」の直前のものだという。 リーク文書では、非親告罪化について定めた「監督当局は、権利者らからの申告がなくても、自己判断で訴追を始めることができる」という条文について、日本の反対意見・条件提示は付いていない。また、日本が提案していた「著作権者の、市場での著作物利用能力に
8/1(土)に京都国際マンガミュージアムで行われた鈴木みそ先生のトークイベント、「電子コミック時代の漫画家生存戦略」に行ってきました。 トキワ荘プロジェクト | NEWS | 8/1 電子コミック時代の漫画家生存戦略 鈴木みそ@京都国際マンガミュージアム とても興味深いお話を聞けました! より詳しいレポート記事があったので、こちらもぜひどうぞ ベテランのプロ漫画家さんから『どうやったら電子書籍って売れるの?』と聞かれたのでメディアの作り方をまとめてみる - きんどうりさいくる リンク 京都国際マンガミュージアム - えむえむ CHANGE 単行本発売中です! ゆかいなお役所ごはん (星海社COMICS) 作者: くらふと出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/05/08メディア: コミックこの商品を含むブログ (3件) を見るゆかい食堂セレクション お肉編 (星海社COMICS) 作
編集者という職業はクリエイティビティが重要とされるものの、それ以上に重要なのが「心遣い」というヤツです。 いかにして、取材相手に嫌われないか、大先生のヘソを曲げないようにするか、無理難題を押し付けるデザイナーやライターに気持ちよく仕事をしてもらうか――こういった配慮を延々し続ける仕事なのです。 私は2001年にライターになったのですが、当時から同世代の編集者が妙に配慮上手で、こなれている姿を多数見てきました。そして、年齢が上がるにつれ、その配慮っぷりが上がっていくのですね。 別の業界の人と会食でもしようものなら、「ここ、口コミサイトで『日比谷×個室×和食』で上位なんっスよ。予約するの大変なんっスよ」なんて平気で言われる昨今でありますが、「これまでの経験と先人の知恵を元にワシは店を選ぶ!」と息巻くのが編集者です。 そこで今回は、一流編集者が選ぶ「スイーツのお土産」と、これまでに私ごときではあ
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