2018年6月21日に銀行関係者にとっては記憶に残るかもしれない事象が起きました。 TIBOR(Tokyo InterBank Offered Rate、東京銀行間取引金利、読み:「タイボー」)が公表開始以来初めてマイナスになったのです。 日本銀行のマイナス金利政策が導入されても、TIBORは「頑なに」プラスを維持していました。 それがついにマイナスに転落したのです。 日本円LIBOR(London Interbank Offered Rate、ロンドン銀行間取引金利、読み:「ライボー」)は既にマイナスになっていました。 しかし、日本の銀行貸出の指標はTIBORが一般的です。 このTIBORがマイナスになったのです。 では、銀行貸出の金利は、今後マイナスになる可能性はあるのでしょうか。 銀行からお金を借りると、銀行からマイナス金利という形で「金利を貰える」時代は到来するのでしょうか。 今回