東京の人口が1400万人を突破しました(人口動態統計2019年概数)。日本の総人口は、2008年の1億2808万人を頂点に減少し続けていますが、東京の人口は増え続けています。2008年からの10年間でのエリア別人口増減率を見てみると、東京と首都圏の3県(埼玉・千葉・神奈川)だけがプラスで、他の地域はすべて減少です。東京一極集中でもあり、首都圏集中でもあるのです。 人口の増減には、2つの要素があります。1つは自然増減。これは出生数と死亡数によって算出されます。少子化のニュースなどでたびたび話題になるように、日本は毎年出生数が減り続けています。2019年の合計特殊出生率(概数)(1人の女性が生涯に産む子供の数)は、1.36にまで減りました。生まれてくる子どもの数が少なければ、当然人口は増えません。しかし、実は、出生数の減少以上にこの自然増減に影響を与えているのは死亡者数の増加です。 2007年
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