ところでこのまとめ中に登場する今後さんと呼ばれている人物が,だぶさんの実験に文句を付けているようだけど,とんだお門違いだろう。だぶさんのこの実験は広報の新しい形として面白いというのがこのまとめを作った私(apj)の評価である。 だぶさんの実験は天然の試料が何からできているかということを知る手段としてのXRDの活用事例を示したものとなっている。こういった分析手法が役立つということが広く知られれば,この手の分析業務の意義や有用性が世の中で認識されるようになり,分析会社も研究所も大学も助かる。有用性が理解されないと,技術も設備も実験する人もなかなか冷淡な扱いになったりするから,これはありがたい。 また,この手のデータを出せるところは,怪しい製品の分析が売る側から持ち込まれ,レポートを出したが最後,宣伝に名前を使われたりして,間接的に他人を騙すのに加担する結果になる場合がある。怪しいものに加担しな