キリストの復活を祝う祭典「イースター」(今年は4月1日)の関連商品が、今年も続々と登場している。近年、ハロウィーンに続く一大市場と期待されており、関連商品を出しているメーカーは各社とも売り上げ増を見込んでいる。【岡部恵里】 定番の菓子がイースター仕様に 森永製菓は、卵の殻に絵を描く「イースターエッグ」をイメージしたカスタード味の「チョコボール」を発売。ピーナツではなくビスケットを、カスタードプリン味のチョコレートでコーティングした。同社マーケティング本部の野条理恵さんは、「もともとチョコボールは卵形のお菓子で、キョロちゃんというキャラクターもあり、イースター商品として展開しやすかった」と話す。 特にこだわったのはパッケージだ。野条さんによると、イースターの楽しみ方の一つで卵を探すゲーム「エッグハント」から着想したという。箱全体にカラフルな卵の絵柄を散りばめ、めくってスペシャルたまご(スぺた