稀勢の里の関連グッズを販売する特設売店は人だかりが絶えない=大阪市浪速区のエディオンアリーナ大阪で、坂本太郎撮影 「売れているのは稀勢の里ばかり」と、うれしい悲鳴 大阪市のエディオンアリーナ大阪で開かれている大相撲春場所で、新横綱・稀勢の里(30)フィーバーが続いている。19年ぶりに誕生した日本出身横綱のお披露目に加え、6日目を終えて横綱・大関陣で唯一無敗の快進撃。館内は連日の満員札止め、関連グッズの売れ行きもうなぎ登りと大盛況だ。 三段目の力士たちが土俵に上がるお昼過ぎ。観客はまばらだが、館内で人だかりが絶えない場所がある。相撲関連グッズを販売する特設の売店だ。表紙に土俵入りする稀勢の里のイラストが描かれた「ジャポニカ学習帳」(B5判、330円)は初日から日々の在庫約650冊が連日ほぼ完売。横綱・白鵬や地元出身の大関・豪栄道らの商品もあるが、販売担当者は「売れているのは稀勢の里ばかり」と