【広島-ソフトバンク】2年連続の日本一を決め、胴上げされるソフトバンクの工藤監督=マツダスタジアムで2018年11月3日、徳野仁子撮影 平成最後のプロ野球日本一を決める「SMBC日本シリーズ2018」(7試合制、4戦先勝方式)の第6戦が3日、広島市南区のマツダスタジアムで行われ、王手をかけていた福岡ソフトバンクホークスが広島東洋カープを2-0で破り、2年連続9回目(南海、ダイエー時代の各2回も含む)のシリーズ制覇を成し遂げた。対戦成績4勝1敗1分け。 今季はパ・リーグ2位だったソフトバンクだが、クライマックスシリーズを勝ち上がり、2007年の中日以来のリーグ2位チームによる下克上を果たした。平成では単独最多となる7回目のシリーズ制覇で、工藤公康監督(55)は就任4年目で3回目の日本一。最高殊勲選手(MVP)にはソフトバンクの甲斐拓也捕手が選ばれた。