今回の衆院選で事実上分裂した民進党の出身者222人は、立憲民主党、希望の党、無所属の立場でそれぞれ選挙戦に臨んだ。全体の5割弱にあたる105人が当選したが、希望に合流した133人で勝ち残ったのは3割強。立憲は58人のうち7割が当選しており、明暗が大きく分かれる形になった。 「全ての人を(希望に)合流させる取り組みができなかった。立憲で当選した人もいれば、無所属で出ざるを得ず、落選した人もいる。私の責任だ」 民進党の前原誠司代表は23日未明、記者団の前で肩を落とした。前原氏は解散直後に希望への合流を決断したが、希望が民進リベラル派を「排除」。民進出身者が3分裂したうえ、希望自体も失速して厳しい選挙戦を強いられたからだ。
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