2キロ内の荷物 距離9キロ、60m高度を時速54キロ以下 日本郵便は7日、福島県内の2郵便局間でドローン(小型無人機)を使った荷物の輸送を始めた。住宅地上空を含むルートで、定期的に事業用ドローンが飛行するのは国内初。当面は郵便局の業務に使う書類など軽量の物を運ぶが、将来は山間部での郵便物輸送などへの活用を目指す。 飛行ルートは小高郵便局(南相馬市)と浪江郵便局(浪江町)を結ぶ約9キロ。一度に2キロ以内の荷物を積み、60メートルまでの高度を時速54キロ以下で飛行する。毎月計6日間、1日最大2往復する。