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サッカーW杯ロシア大会決勝【フランス-クロアチア】後半、フランス3点目のゴールを決めて喜ぶフランスのポグバ(奥右から2人目、6番)。手前は肩を落とすクロアチアの選手ら=ロシア・モスクワのルジニキ競技場で2018年7月15日、長谷川直亮撮影 世界一の座に輝いたのはフランスだった。サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は最終日の15日、モスクワ・ルジニキ競技場で決勝が行われ、フランスがクロアチアを4-2で破り、20年ぶり2度目の優勝を果たした。優勝回数は5度のブラジル、4度のイタリアとドイツに次ぎ、ウルグアイとアルゼンチンに並ぶ4位タイとなった。 国際サッカー連盟(FIFA)ランキング7位のフランスは前半18分にオウンゴールで先制し、10分後に追いつかれたが、同38分にグリーズマンがPKを決めて勝ち越した。後半にはポグバ、エムバペがゴールを挙げた。
サッカーW杯ロシア大会決勝【フランス-クロアチア】前半、フランス2点目となるPKを決めるグリーズマン=ロシア・モスクワのルジニキ競技場で2018年7月15日、長谷川直亮撮影 決勝 フランス4-2クロアチア(15日、モスクワ・ルジニキ) 奇麗な得点ではなかった。それでもフランスのグリーズマンの勝利への執念が生んだ2ゴールが、20年ぶりの頂点へと導く歓喜への道を敷いた。 前半18分、グリーズマンがゴール右約30メートルの位置で倒されてFKを獲得。自らゴールへと一直線に向かっていく正確なボールを蹴り込むと、ゴール前で競った相手に当たってオウンゴールを誘い先制点を奪った。 そして前半34分には、グリーズマンが右CKを近いサイドに入れると、今度はクロアチアのペリシッチに当たってゴールラインを割った。一度はゴールキックと判定されたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)で覆ってPKに。ブーイング
サッカーW杯ロシア大会決勝【フランス-クロアチア】後半、フランス3点目のゴールを決めて喜ぶポグバ(右手前、6番)を祝福するフランスの選手ら=ロシア・モスクワのルジニキ競技場で2018年7月15日、長谷川直亮撮影 <熱かったW杯決勝>試合の写真特集ページはこちら 【モスクワ丹下友紀子】サッカーの第21回ワールドカップ(W杯)ロシア大会は15日、モスクワのルジニキ競技場で決勝が行われ、フランスがクロアチアを4―2で破って、自国開催だった1998年大会以来5大会ぶり2度目の世界一となった。欧州勢の制覇は4大会連続となった。 国際サッカー連盟ランキング7位のフランスは1―1の前半38分にグリーズマンがPKを決めて勝ち越すと、後半にはポグバとエムバペのゴールで突き放した。同20位のクロアチアは初優勝を逃したが、98年大会の3位を上回る最高成績。 6月14日から約1カ月にわたり行われたサッカーの祭典は
決勝はフランスとクロアチアの欧州勢同士の対戦となった。W杯出場15回目のフランスは過去2回、決勝で戦っている。1998年フランス大会はブラジルに3-0で快勝したが、2006年ドイツ大会ではイタリアと対戦し、1-1でもつれたPK戦に5-3で敗れた。クロアチアは5回目の出場で初めての決勝に挑む。 W杯での両者の対戦はフランス大会の準決勝以来で2度目となる。この時はフランスが初出場だったクロアチアに先制を許しながら、2点を奪って2-1で逆転勝ちした。 20年前の優勝を主将として経験したフランスのデシャン監督は「決勝で勝たなければ準決勝で勝った意味がない。最高の結果をもたらせるようにしたい」と2度目の優勝に意欲を示す。ザガロ氏(ブラジル)、ベッケンバウアー氏(ドイツ)に続く史上3人目となる選手、監督でのW杯優勝の偉業もかかる。
日本代表は2日、2018 FIFAワールドカップ ロシア・決勝トーナメント1回戦でベルギー代表と対戦。48分に原口元気が先制点を決め、52分には乾貴士が追加点を挙げて2点先行したが、FIFAランキング3位の強豪に反撃を許し、同点で迎えた後半アディショナルタイムに劇的ゴールを決められ、逆転負け。大健闘したものの、初のベスト8入りには惜しくも届かなかった。 試合後、サッカー解説者のセルジオ越後氏に話を聞き、試合を振り返ってもらった。 「2-0とリードを得た時、今日こそすべきボール回しができなかった。身長の高いフェライニが投入されてから、交代策の判断は遅かった。最後に逆転をされてしまったのは、そこまでに作られていたチャンスなどで消耗し、もともとあった力の差が出てしまったということだろう」 「南アフリカやブラジル大会を経験した選手たちが、これで代表を離れる可能性があるよね。対戦したベルギーや近年の
決勝トーナメント1回戦 ○ベルギー3-2日本●(2日、ロストフナドヌー) ベルギーが終盤に底力を発揮した。2点を追いかける後半途中から、長身のフェライニを投入するとともに、攻撃的な布陣に変更して攻勢をかけた。 後半24分、ゴール前に高く上がったルーズボールを、フェルトンゲンが頭で遠いサイドへ決めると、5分後にもフェライニがE・アザールからのクロスを頭で沈…
2018 FIFAワールドカップ ロシアのグループステージ第2戦で、日本代表とセネガル代表が対戦する。19日に行われた第1戦では、白星を飾った両チーム。勝てば決勝トーナメント進出が大きく近づく。運命の一戦を前に、今回はセネガル代表にまつわる10のトリビアを紹介する。 1.W杯出場は日韓大会以来 W杯に出場するのは、2002年の日韓大会以来、16年ぶり2回目のこと。前回出場時は、開幕戦で王者フランスに1-0の完封勝利を飾り、世界中に衝撃を与えた。続くデンマーク、ウルグアイとの試合を引き分けに持ち込んでアフリカ勢唯一の決勝トーナメント進出を果たすと、1回戦でスウェーデンを破ってベスト8入り。準々決勝でトルコに敗れたものの、強烈なインパクトを残した。 2.“おもてなしの心”を持つ代表チーム 代表チームの愛称は、「テランガのライオンたち」。テランガには「親切にもてなす」という意味がある。ライオンは
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で日本代表は24日(日本時間25日未明)、セネガルと対戦する。出番に備え、気持ちを高める槙野智章(31)=J1浦和=はいつも明るく、前向き。だが常に、小学6年で永遠の別れとなった親友への思いを忘れず戦う。 槙野が通った広島市立草津小の同級生に岩井良憲さんがいた。岩井さんは槙野と対照的におとなしい性格だったが、「まっきー」「岩ちゃん」と呼び、いつも一緒にドッジボールやサッカーに興じた。小学4年の時には地域のソフトボール大会で対戦。槙野には、捕手として躍動する岩井さんの姿がかっこよく映ったという。 だが、5年生だった1998年秋。学校で「岩ちゃん」の姿を見なくなった。岩井さんは10月下旬に発熱を訴え、翌月に病院を受診すると、父の良王(よしお)さん(66)と母の月美さん(65)は信じられない宣告を受けた。「急性リンパ性骨髄性白血病」。余命は6カ月--。リ
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