「テニスの大坂なおみさんの活躍や振る舞いは、日本人が抱く日本人像を変える契機になると思うね」--。自叙伝「まんが アフリカ少年が日本で育った結果」が話題となっているアフリカ生まれのタレント兼漫画家、星野ルネさん(34)は日本の未来に希望を抱いている。「いろんな日本人がいると皆が認める世界。そして、国籍より個人で人を見るようになっていくと思う」。一見してアフリカ人の星野さんは「兄ちゃん、大変だったなあ」と見知らぬ人に同情されることも多いが、意外にそうでもないという。【藤原章生】 「友達なんかと長話して、つい自分は普通の日本人だと思い込んでて、家に帰って鏡を見ると、『あっ、俺、アフリカ人やった』って驚くこと、結構あるんですよ」。そんな自意識を抱えてきた星野さんがコミカルに、そしてほろ苦く描いた独白漫画をネットに投稿し始めたのは3月末。瞬く間に人気となり、それをまとめた単行本が8月に毎日新聞出版
テニスの全米オープン女子シングルスで、日本選手として男女通じて初の4大大会制覇を果たした大坂なおみ(20)=日清食品=が13日早朝に日本に凱旋(がいせん)し、横浜市内で記者会見を開いた。詰めかけた約160人の報道陣を前に、「初めての4大大会優勝で、知らなかった経験をもたらしてくれた。ハッピーだった」と笑みを見せた。 到着した羽田空港では多くのファンの声援を受け、「びっくりしたが、皆さんの声援を受けていると感じた。少しずつ優勝の実感が湧いてきた」と喜びを語った。ハイチ出身の父と日本人の母を持ち、3歳から米国に移住した大坂は会見の多くは英語だったが、日本語でメッセージを求められ、「いつも、ありがとう」と感謝を述べた。
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