激しい雨が降りしきる閉幕日に笑顔で演舞を披露する踊り手たち=徳島市の市役所前演舞場で2018年8月15日、大坂和也撮影 15日に閉幕した徳島市の阿波踊りの人出が108万人で、集計開始以来、雨天などによる中止日がない4日間開催では最少となったことについて、飯泉嘉門知事は20日の定例記者会見で「大変残念」と述べ、「さまざまな検討材料が出た。実行委員会などは検証していくことが必要ではないかと思う」と要望した。 今年の阿波踊り(12~15日)の人出は昨年を15…
激しい雨が降りしきる閉幕日に笑顔で演舞を披露する踊り手たち=徳島市の市役所前演舞場で2018年8月15日、大坂和也撮影 15日に閉幕した徳島市の阿波踊りの人出が108万人で、集計開始以来、雨天などによる中止日がない4日間開催では最少となったことについて、飯泉嘉門知事は20日の定例記者会見で「大変残念」と述べ、「さまざまな検討材料が出た。実行委員会などは検証していくことが必要ではないかと思う」と要望した。 今年の阿波踊り(12~15日)の人出は昨年を15…
有名連による合同フィナーレで踊る踊り手たちと観客=徳島市南内町1の南内町演舞場で2015年8月15日午後10時25分、河村諒撮影 徳島市議会の産業交通委員会が14日開かれ、市は今夏の阿波踊り(8月12~15日)で、南内町演舞場に有名連が一斉に踊り込んでフィナーレを飾る「総踊り」を行わないことを明らかにした。代わりにそれぞれの有料演舞場へ5~6連の有名連を配置し、全体の底上げを図るとしている。だが、複数の委員から批判が相次いだ。 総踊りは、阿波おどり振興協会所属の総勢約1000人以上による迫力の踊りで全国のファンから人気を集め、4日間の終盤を盛り上げてきた。だが、実行委員会は今年、県阿波踊り協会や阿波おどり振興協会、振興協会を今年脱退した2連の計33連に、これまでの総踊りと同時刻で各演舞場への出演を呼び掛ける予定という。
100万人を超える見物客が訪れる徳島市の夏の風物詩・阿波踊りが、今夏も例年通り開催されることになった。昨年までの主催団体の一つ「市観光協会」の赤字問題で市と協会が対立し、一時は踊り手チーム「連」を巻き込んだ騒動となっていたが、破産手続き開始決定に対する協会の即時抗告を高松高裁が棄却。協会が25日、最高裁への特別抗告の断念を発表したことで、「分裂開催」が回避された。 昨年までの阿波踊りは、協会と徳島新聞社の共催だった。ところが昨年6月、会計を担当していた協会が、演舞場の桟敷席改修や雨天中止時の入場券払い戻しなどで4億円超の累積赤字を抱えていることが表面化。借り入れを返済できない場合に代理弁済する契約を結んでいた市は今年3月、協会の破産手続き開始を徳島地裁に申請。地裁は同月末、手続き開始を決めた。
華麗な舞を披露する踊り手たち=徳島市幸町の市役所前演舞場で2017年8月15日午後6時26分、松山文音撮影 徳島市の阿波踊りで長年続いている累積赤字解消に向け、市は21日、主催者の市観光協会へ地方自治法に基づく調査に入った。市職員や弁護士、公認会計士らが22日まで、徳島市の阿波おどり会館内にある協会事務局から資料の提供を受け、収支の疑問点がないか調べる。 徳島新聞社とともに主催する市観光協会が金融機関から借り入れている4億3600万円に対して、市は同額を損失補償しており、地方自…
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