【ソウル西脇真一】聯合ニュースによると、韓国中西部沖の黄海で18日、違法操業中の中国漁船が取り締まり中の韓国海洋警察庁の警備船に衝突、漁船は転覆し、乗組員2人が死亡、1人が行方不明になった。また、同庁側の数人が取り締まりのため漁船に乗り移ろうとした際、中国側の乗組員に鉄パイプなどで殴られるなどし、けが人が出た模様だ。 AP通信によると、付近では約50隻の中国漁船が違法操業していた。このうちの1隻が、突然警備船に向かって体当たりしてきたという。
先天性接合部頻拍の完治に成功した塩沢茉莉ちゃんを抱きしめ、喜びを語る母綾乃さん=大阪市都島区で2010年12月18日午前10時37分、幾島健太郎撮影 生まれつきの不整脈の一種で、心拍数が異常に多くなる重症の「先天性接合部頻拍」だった生後6カ月の女児を、カテーテル(細い管)の先から出る高周波で心臓の異常な心筋を焼いて治療することに、大阪市立総合医療センター(大阪市都島区)が成功した。女児は18日、退院した。実施した中村好秀・小児不整脈科部長によると、生まれつきの乳児の重症不整脈をこの方法で完治したのは国内初という。 この方法は、カテーテル・アブレーション=焼灼(しょうしゃく)術=と呼ばれる。大人では広く普及しているが、小児で実施する医療機関は数施設に限られる。中村部長のグループはこの治療を小児に数多く手がけ、これまで1000例以上実施。5歳児の治療例もあった。 治療を受けたのは長野県駒ケ根市
月が地球の影にすっぽりと入って赤銅色になる皆既月食が21日夕、ほぼ全国で起こる。日本で皆既月食が見られるのは2007年8月以来。国立天文台は一般から観測結果の報告を受け付けるキャンペーンを実施する。担当者は「風邪をひかないよう、暖かい服装で楽しんで」と呼び掛けている。 国立天文台によると、皆既月食は21日午後4時40分から同5時53分まで。東日本ではほとんどが欠けた月が昇って間もなく皆既に、西日本では月が地平線の下にあるうちに皆既月食が始まり、沖縄県の一部だけは、皆既が終わってから月が昇る。部分月食は同7時ごろまで続く。 皆既月食は、太陽と地球、月がこの順で一直線に並び、地球の影で月面が覆われる現象。地球の大気で屈折したわずかな太陽光が当たり、赤銅色に見える。大気のちりや湿度などの条件で色合いは変化する。 日本で次に皆既月食が見られるのは11年6月16日の明け方で、西日本を中心に観察できる
神奈川県の秦野市観光協会(松下雅雄会長)が作成した来年の「HaDaNoカレンダー」(500円)に、行事の日付など計64カ所に誤りがあることが分かり、協会は改訂版への交換か返金に応じることを決めた。交換を頼んでも年内に印刷が間に合わず、新しいカレンダーは年明けにしか届かない。協会の担当者は「間の抜けた事態となってしまった」と謝罪している。 同カレンダーは月ごとに市の行事を紹介しているが、1月10日の成人の日に開かれる「新成人のつどい」が「11日」と記されている▽同16日に開かれる「第56回市駅伝競走大会」も「第55回」とされたうえ、開催日も「10日」と誤っている▽「先負」とすべき2月5日を「先勝」としている--などのミスが相次いで見つかった。さらに最終ページには12年の1年間のカレンダーを載せるはずなのに、11年のものを誤掲載していた。 協会によると、今月9日、体育行事に関して間違いがあるこ
国産車最高の1台3750万円の価格が話題となったトヨタ自動車の高性能スポーツカー、レクサス「LFA」の納車が15日から始まった。航空機などに使われる、軽くて丈夫な炭素繊維を国産車として初めて車体に採用するなど最新技術を駆使し、トヨタが10年がかりで開発した。自ら開発にかかわった豊田章男社長も「まるで自分の娘の結婚式のような気分」と感慨深げだ。 LFAはV型10気筒エンジンを搭載。愛知県豊田市の専用工房で15日に生産を開始した。通常の車のように生産ラインに流さず1日1台を「手づくり」に近い形で生産する。昨年10月の東京モーターショーで発表、世界で500台(国内は約160台)だけの限定販売で予約を募集したところ、カーマニアらが殺到した。 LFAはエンジニアの「究極のスポーツカーをつくりたい」との思いから開発が始まった。今年6月に亡くなった、テストドライバーの成瀬弘氏から運転技術の訓練を受けてい
全国の県庁所在地で最も人口が少ない松江市(約19万2300人)が、その座を返上することになった。島根県議会が17日、東隣の東出雲町(約1万4700人)を編入合併する議案を可決したため。来年8月1日の合併後は約20万7000人となり、甲府市(約19万3000人)、山口市(約19万5500人)、鳥取市(約19万6000人)を上回る。 松江市の人口は、「平成の大合併」前まで14万人台で、当時は山口市よりも多かった。05年3月の周辺7町村の編入合併で19万人台になったが、他の県庁所在地も合併で規模が拡大したため、人口が最も少なくなった。合併後は鳥取県も含む山陰の自治体として最も人口が多い市になる。
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