【巨人・阪神】三回表阪神二死、ブラゼルが右越えに3者連続となる本塁打を放つ=東京ドームで2011年5月3日、西本勝撮影 ○阪神7-3巨人●(3日) 阪神が中軸の本塁打攻勢で勝率5割に復帰した。二回、金本の1号で先制、三回に鳥谷、新井貴、ブラゼルの3連続アーチで突き放した。能見は今季初完投で2勝目、対巨人戦は8連勝。巨人は東野の制球が甘かった。 ◇3、4、5番は85年巨人戦以来 これは吉兆か。ここまで16試合で計8本塁打と春眠をむさぼっていた阪神打線が突然目覚め、日本一になった85年以来となる、クリーンアップの3者連続本塁打で宿敵・巨人を粉砕した。 二回に43歳の金本がセ・リーグ最年長本塁打となる1号ソロを放って、「平成のダイナマイト打線」の導火線に火がついた。三回2死一塁から、まずは3番・鳥谷。ほぼ真ん中の直球を振り抜くと、鋭いライナーが右翼スタンドへ飛び込んだ。さらに4番・新井貴は3試合