東京都渋谷区の代々木公園でサメの死骸が19日に見つかった問題で、数日前に公園近くの回転すし店が同種のサメを店頭展示していたことが分かった。経営者の男性が20日、取材に応じ「芸術家と名乗る男性に譲った。代々木公園で見つかったサメと同じかもしれない」と明らかにした。 男性によると、石川県で水揚げされて内臓が取り除かれた「モウカザメ」を14日、食用で仕入れた。魚体が1.5メートル超で重さ102キロと大き過ぎたため、調理場に搬入できないと判断、同日昼から店頭で展示した。 15日午前0時ごろ、芸術家を名乗る男性が訪れ「処分するなら、芸術に役立てたいので譲ってほしい」と申し出があり、同日午前5時ごろ、男性が台車で持ち去ったという。身元は確認しておらず、サメがどう扱われるか不安になり、店頭に情報を求める張り紙を出していた。 警視庁代々木署は、事実関係を確認中としている。同署によると、サメの死骸は体長約1
パレスサイドビルで行われている「知ってほしい 岩手・宮城のがれきのいま」写真展を河野俊史毎日新聞社取締役編集編成担当(手前)の案内を受けながら視察する細野豪志環境相(中央)=東京都千代田区一ツ橋で2012年2月20日午後0時15分、岩下幸一郎撮影 東日本大震災で発生した膨大な災害廃棄物(がれき)の現状を伝える写真展「知ってほしい 岩手・宮城のガレキのいま~1日も早い復興を目指して~」(毎日新聞社主催、環境省協力)が20日、東京都千代田区の毎日新聞東京本社(パレスサイドビル)1階で始まった。 写真展は、震災から1年近くたった現在もがれきが山積みになるなど被災地の現実を伝えることで、広域処理の必要性を訴える目的で企画された。毎日新聞の写真部記者らが撮影した写真を中心に約40枚を展示している。 初日は細野豪志環境相も視察、「広域処理は必ずしも十分な結果が出ていない。このような写真展などを通じ、被
山口県光市で99年に母子を殺害したとして殺人や強姦(ごうかん)致死罪などに問われた当時18歳の元少年(30)の差し戻し上告審で、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は20日、被告の上告を棄却する判決を言い渡した。広島高裁差し戻し控訴審(08年4月)の死刑判決が確定する。 少年法は18歳未満への死刑を禁じており、事件当時18歳と30日だった被告に死刑を選択すべきかどうかが最大の争点だった。検察の死刑求刑に対し、1審・山口地裁判決(00年3月)、2審・広島高裁判決(02年3月)はともに立ち直り(更生)の可能性を重視して無期懲役とした。しかし、最高裁判決(06年6月)は「年齢は死刑回避の決定的事情とはいえない」として無期懲役の判決を破棄し、審理を広島高裁に差し戻した。 差し戻し控訴審判決によると、元少年は99年4月、山口県光市の本村洋さん(35)方に配水管検査を装って上がり込み、妻弥生さん(当時2
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