アルバルク東京への入団式を前に、両親(左奥)らに見守られてシュート練習をする人形櫂世さん(手前)=東京都狛江市で、宮武祐希撮影 股関節の病気で長期療養している東京都狛江市の小学1年生、人形櫂世(ひとかた・かいせい)さん(7)が15日から4カ月間、バスケットボール男子Bリーグの「アルバルク東京」にメンバーとして「入団」する。プロスポーツチームが病児らを1日体験ではなく長期間受け入れる試みは国内初で、世界でも珍しいという。生まれた日にちなみ背番号14をつける予定の櫂世さんは「選手と一緒に練習するのが楽しみ」と話す。 櫂世さんは野球が大好きで、空手やスキーにも挑戦する活発な子だったが、今春、大腿(だいたい)骨の頭の部分が壊死(えし)していく「ぺルテス病」と診断された。治療には数年かかり、今は骨に負担がかからないよう脚に補助具をつけて生活している。転倒を避けるため、活動にも制限がある。
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