【ワシントン鈴木一生】米航空宇宙局(NASA)は26日、火星の内部構造に迫る無人探査機「インサイト」が火星の着陸に成功したと発表した。約2年間、地震計を設置して振動を分析するなどし地下の構造を探る。火星の本格的な内部構造の探査は初めて。 インサイトは、5月、米西部カリフォルニア州バンデンバーグ空軍…
手話通訳や字幕を付け、聴覚障害者にもわかりやすく伝えるHIV感染予防動画を制作した今村彩子さん(左から3人目)=東京都港区で2018年10月28日午後2時5分、蒔田備憲撮影 ろう者で映画監督の今村彩子さん制作 聴覚障害のある人にエイズウイルス(HIV)の感染予防の正しい情報を届けようと、ろう者で映画監督の今村彩子さん(39)=名古屋市=が、手話・字幕付きの啓発動画を制作した。感染した当事者の声も盛り込んでおり、12月1日の世界エイズデーに合わせて無料公開する。「誰にとっても身近な病気であることを知ってほしい」と呼び掛けている。 今村さんはこれまでも聴覚障害にかかわる作品を手がけてきた。以前、聴覚障害者で性的少数者(LGBTなど)でもある人たちを取材してDVDを制作した際、HIVに関する情報が聴覚障害者に行き届いていない現状を知った。「予防と治療には正しい知識と情報が必要なのに、聴覚障害者は
山口大は、緑色蛍光たんぱく質(GFP)などを利用して、生きた細胞の組織を高校などの一般的設備で観察できる安価な実験キットを開発した。GFPは、先月90歳で亡くなった海洋生物学者の下村脩さんが発見し、ノーベル化学賞を受賞した技術で、大学はキットで細胞研究に興味を持った中高生から、将来の科学者が育つことを期待している。【祝部幹雄】 同大大学院創成科学研究科の内海俊彦教授(生化学)らが開発した。GFP遺伝子を組み込んで一定の時間がたった細胞組織に青色LEDの光を当てると、緑色に光る性質を応用し、室温で培養したカイコの細胞に、普通の顕微鏡の横から青色LED光を当てて観察する方法を考案した。
滋賀県高島市マキノ町の県道沿いに植えられたヒノキ科のメタセコイアが紅葉し、京阪神や東海地域から訪れる多くの観光客らが散策や撮影を楽しんでいる。週末には、日の出前から訪れる人が絶えない。 高島市マキノ農業公園「マキノピックランド」によると、1981年から植樹が始まり地元住民らが育て上げた。約500本…
「脱原発」政策、住民投票で否定 【台北・福岡静哉】台湾の蔡英文政権が進める「脱原発」政策が24日の住民投票で否定されたことについて、頼清徳行政院長(首相)は26日の記者会見で「住民投票の結果を尊重する」と述べた。ただ住民投票が否定した「2025年までの脱原発」を変更するかについては「与党・民進党と協議する」と述べるにとどめた。政策を修正する場合は、原発活用も含むエネルギー政策全体の見直しが必要となり、蔡政権は対応に苦慮している。 住民投票実施は、原発推進派の市民団体が請求。「25年までに原発の運転をすべて停止する」と定めた電気事業法の条項削除について賛成多数で成立した。行政院(内閣)によると、住民投票法の規定に基づき12月2日にこの条項は失効する。
感謝の思いを込めて住民らが手を合わせた後、伐採された吉祥寺の大イチョウ=岩手県大槌町吉里吉里で2018年11月25日午前8時13分、中尾卓英撮影 岩手県大槌町吉里吉里の曹洞宗吉祥寺境内にある町指定天然記念物の「吉祥寺の大イチョウ」が25日、切り倒されて300年余りの「生涯」を全うした。寺は今後、工芸品や生活用品に再生させる考え。 大イチョウは高さ約32メートル、幹回り5.7メートルで、1985年に町天然記念物に指定された。「南部鼻曲がり鮭(ざけ)」を江戸に運ぶなどして財を成した豪商、3代目前川善兵衛が、自身が再建した同寺の境内に移植したとされる。サケの漁獲など漁の目安として、また、葉を煎じて漢方薬として、信仰と注目を集めた。 しかし、東日本大震災後に老朽化が著しくなり2016年、盛岡市の樹木医が「内部腐朽が進行しており倒木の恐れがある」と診断。参道前にある高さ約30メートルの杉の巨木「馬場
京都大病院(京都市左京区)は26日、60代の女性患者の心臓手術で肺動脈カテーテルにより心臓の壁を損傷し、患者が4カ月後に死亡する事故があったと発表した。重大な医療事故として調査委員会を設置して検証を終え、医療事故調査・支援センター(日本医療安全調査機構)に報告したとしている。 同病院の発表資料によると、患者は大動脈弁狭窄(きょう…
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く