持続可能な社会を目指して、私たちの身の回りにあふれる化石資源で作られた製品を、再生可能な生物資源で作ることを目指す「バイオエコノミー」という考え方が欧州で広がっている。昨年12月にヘルシンキで行われたサミットの様子とともに、欧州の現状を報告する。 ●サミットに500人 「森林を活用したバイオエコノミーを可能にする科学と、産業とを結びつけて提供していく時代にさしかかっている」 フィンランド・ヘルシンキ市内の会議場で、昨年12月14日に開かれた「バイオエコノミー投資サミット」の冒頭、議長を務めたヨーラン・ぺーション元スウェーデン首相は、こう強調した。このサミットは欧州森林研究所(EFI)などが主催。ペーション議長は、2015年12月に世界各国が全会一致で採択した、温暖化対策の新しい枠組み「パリ協定」にも触れ「サミットは、化石資源に依存しない経済活動、市場を広げていく大き…
美容目的の処方が問題視されている保湿用塗り薬「ヒルドイド」について、厚生労働省は23日、公的医療保険の適用除外や処方量の制限を見送る方針を決めた。医療費の無駄遣いとの指摘により規制を検討していたが、抗がん剤による皮膚の乾燥を治すために使っているがん患者団体や日本医師会(日医)の強い反対を受け断念し… この記事は有料記事です。 残り191文字(全文341文字)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く