厚生労働省は16日、全国の定点医療機関から5~11日の1週間で報告されたインフルエンザの患者数は1施設当たり45.38人で、過去最多だった前週(54.33人)から減少したと発表した。ピークを過ぎた可能性はあるが、46都道府県で警報レベルの目安の30人を上回っており、依然猛威を振るっている。 報告数が多かった都道府県は、高知67.67人▽山口62.82…
病院など1000カ所に設置、花粉予報などに役立てる 本格的な花粉シーズンを前に、民間気象情報会社「ウェザーニューズ」(千葉市美浜区)が花粉観測機「ポールンロボ」を全国に発送している。 ロボは直径約15センチの球体で、人の顔に見立てて目、鼻、口がかたどられている。成人の呼吸とほぼ同じ量の空気を吸い込み…
手先の器用だった父がアケビのつるを編んで作ってくれたカゴを手に、家族の思いを語る男性。今もお菓子入れとして大事に使っている=宮城県内で2018年2月4日、江刺正嘉撮影 国の誤ったハンセン病政策で深刻な差別被害を受けたとして、元患者の家族が国家賠償などを求めた熊本地裁の集団訴訟は15日、最初の提訴から2年がたった。原告となった家族も高齢化し、提訴後既に12人が死去した。原告側は国と地裁に「生きている間に一日も早く解決を」と迅速な審理を強く求めている。【江刺正嘉】 「父が生きているうちに国が謝罪してくれたら、父の気持ちも少しは晴れたかもしれない」。宮城県に住む50代の原告の男性は、同県内の国立療養所「東北新生園」に入所していた父を亡くしたことが今も悔しい。 父の同園入所は1955年。一度は退所できて結婚もし、男性が生まれたが、病気が再発して64年に再入所した。母と男性は園の近くに父が建てた平屋
2月も半ばを過ぎ、関東から九州の太平洋側を中心に本格的な花粉シーズンを迎えようとしている。記録的な寒波の影響で「飛散開始時期が遅れる可能性がある」との予測もあるが、備えあれば憂いなし。今シーズンの傾向と対策をまとめてみた。 関東以西では既に、少ないながらも花粉は飛び始めている。日本気象協会がまとめた2018年春の花粉(スギとヒノキ、北海道はシラカバ花粉)の飛散予測(2月15日現在)によると、東北から近畿、四国までの広い範囲で、前シーズンの飛散量を上回る見込み。特に東北は前シーズン比で「非常に多い」(210%)、関東甲信と四国は「多い」(150%)と予測されている。 ●加湿して「共存」 「今年の飛散量はここ10年の平均でみると例年並みだが、昨年は少なかったので多く感じるかもしれない。これまで発症していない人も油断せず用心してほしい」と、花粉症に詳しい日本医科大大学院の大久保公裕教授は話す。マ
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