肱川(ひじかわ)が氾濫して甚大な被害が出た愛媛県大洲市では、し尿処理施設が被災し、汚水処理が1週間以上できない状態が続いている。家庭の汚水槽の容量も限界に近づいており、被災者からは「排せつのことを考え、水や食事も我慢している」と深刻な声が聞かれる。 大洲市など2市2町でつくる衛生事務組合が運営する処理施設「清流園」は、下水道が普及していない約5万8000人分のし尿や浄化槽汚泥を処理している。施設は同市米津の肱川沿いにあり、今月7日の氾濫で管理棟と処理棟が150センチ近く浸水。…
肱川(ひじかわ)が氾濫して甚大な被害が出た愛媛県大洲市では、し尿処理施設が被災し、汚水処理が1週間以上できない状態が続いている。家庭の汚水槽の容量も限界に近づいており、被災者からは「排せつのことを考え、水や食事も我慢している」と深刻な声が聞かれる。 大洲市など2市2町でつくる衛生事務組合が運営する処理施設「清流園」は、下水道が普及していない約5万8000人分のし尿や浄化槽汚泥を処理している。施設は同市米津の肱川沿いにあり、今月7日の氾濫で管理棟と処理棟が150センチ近く浸水。…
鉄道の寸断など豪雨被害に遭った岐阜県では、一部の温泉街で予約のキャンセルが相次ぐなど観光への影響が出始めている。そうした懸念を取り払おうと14日、岐阜市では観覧船の代わりに河川敷から無料観覧できる異例の形で「ぎふ長良川鵜飼(うかい)」を再開。国道156号の全面通行止めが続く郡上市でも、国重要無形民俗文化財の「郡上おどり」を予定通りスタートさせるなど、関係者は観光名所のアピールに躍起となっている。【岡正勝、大竹禎之】 ぎふ長良川鵜飼は今月4日、台風7号の増水により長良川に土砂が流入したため、川底が浅くなり観覧船が運航できなくなった。その後、豪雨のため係留場の堤防が崩れるなどして被害は広がり、観覧船45隻の予約キャンセルは計約8500人に上る。運航再開は25日を目指している。
「平成最悪の豪雨被害」をもたらした西日本豪雨。広い範囲で土砂崩れや河川の氾濫が多発し、甚大な被害となった。
日本原子力研究開発機構が廃炉を進めている高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)で、核燃料を取り出す専用機器に冷却材のナトリウムが付着して固まるトラブルが起きたと、同機構が原子力規制庁に報告した。同機構は今月下旬に燃料取り出しを始める計画で、今回のトラブルで計画が遅れることはないと説明している。 規制庁が公表した同機構との面談記録など…
猛暑で「逃げ水」現象が見られる中、道路を歩く人たち=東京都中央区で2018年7月15日午後2時32分、渡部直樹撮影 3連休中日の15日、日本列島は東北から九州にかけて高気圧に覆われて気温が上がり、35度以上の猛暑日になる地域が相次いだ。共同通信の集計では熱中症とみられる症状で救急搬送された人は全国で2061人に上った。滋賀、佐賀各県でそれぞれ1人が死亡。東日本や西日本の厳しい暑さは16日以降も22日ごろまで続き、気象庁は引き続き熱中症予防を呼び掛けている。 都道府県別で搬送者が最も多かったのは愛知県の166人。大阪府の165人、兵庫県の130人などが続い… この記事は有料記事です。 残り363文字(全文586文字)
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