スタートアップ業界のリーダーたちが、どのように失敗や苦労に直面し、それを乗り越えてきたかを聞くイベント「FailCon」。世界12都市で開かれている同イベントが、6月18日に日本に「FailCon Japan」として初上陸した。国内外の多数の著名な起業家がスピーカーとして登壇したが、中でも聴衆からの注目を集めたのが、生活の知恵が集まる情報サイト「nanapi」を運営する「けんすう」こと、株式会社nanapiの古川健介氏。今回は、けんすうさんのスピーチを紹介しよう。 「CGMサービスを作る上での失敗」と題された古川氏のスピーチでは、インターネットの興隆とともにさまざまなCGMサービスを生み出してきた、経験に基づく豊富な知見が披露された。 ユーザーをコントロールしながら収益化を実現する難しさ まず、学生時代の19歳のときに古川氏が作ったのが、「ミルクカフェ」という匿名型のコミュニティサイト。ユ
英語でアジア圏のスタートアップ情報を発信するメディア「Tech in Asia」が3日と4日、東京・渋谷で「Startup Asia Tokyo 2014」を開催している。同イベントは2012年以来、シンガポールやジャカルタで開催。日本は初上陸となる。イベント初日には、ディー・エヌ・エー(DeNA)創業者の南場智子が登壇し、スタートアップが成功するために欠かせない人材の集め方を語った。 同イベントではこのほか、「高校中退から、ミリオネアになるまで」というタイトルで、アドウェイズ創業者の岡村陽久がインタビュー形式のセッションに登場している(関連記事:中卒からミリオネア! アドウェイズ社長が語ったジェットコースター半生)。 最初のアイデアで成功する起業家はごくわずか 私はDeNAを1999年に立ち上げました。最初にオンラインオークションを立ち上げようとしていると、その準備中に大きい競合が先に行
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