2006年4月27日、3.5インチディスクとしては初めての垂直磁気記録方式を採用したハードディスク「Barracuda 7200.10」を発表したシーゲイト・テクノロジー(以下、シーゲイト)。垂直磁気記録方式をはじめ、様々な先進的技術をHDDに導入する業界最大手企業だ。その技術を支えるのが研究開発部隊。同社の研究開発拠点の一つ、シンガポールのサイエンスパークでプロダクトデベロップメント バイスプレジデントのデイブ・モズリー氏に今後の技術開発について聞いた。 ■この研究開発拠点の規模と役割は? サイエンスパークはシーゲイト製品の開発研究拠点だ。エンジニアは200人。1日に300個のハードディスク(HDD)をテストモデルとして出荷する能力がある。サイエンスパークは研究開発担当なので、常に4~10年後を見据えて研究をしている。 ■ハードディスクの容量は今後どれくらい増えていくのか。 2年ごとに倍
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