我が家の愛猫は17歳の時、中皮腫と診断されました。「なんだかいつもより食欲がないな」そう感じた次の日のことです。 日中、玄関先で激しく呼吸をしながら泡を吹いて倒れている愛猫を発見し、慌ててかかりつけの病院へ。そして病理検査の結果、言い渡されたのが中皮腫という病名でした。 中皮腫について慌ててネットを利用し調べてみましたが、当時、中皮腫の情報はなかなか見あたらず、介護は手探りが続いて不安ばかりでした。 今も、愛猫が中皮腫と診断され、同じように情報不足に悩んでいる飼い主さんがきっといらっしゃるはずです。そこでひとつの参考として、我が家の愛猫が中皮腫で闘病した時の様子をご紹介します。 どんな癌?猫に非常に稀な「中皮腫」の特徴 中皮腫は、猫の胸を覆っている部分の内側の、中皮という部分が腫瘍となる、悪性の癌です。 猫には非常に珍しい癌で、何十年も猫と関わってきた獣医さんであっても遭遇するのはまれです